【オリックス・バファローズ】「ワンダフルなバッティングができた」 アダム・ジョーンズが充実の内容で第1クールを終える
2020年02月04日 / 野球
2020年02月04日 / 野球
オリックスキャンプ4日目。
メジャー通算282本塁打の実績をひっさげオリックスにやってきた新戦力の目玉、アダム・ジョーンズ外野手(34)は、手慣れた箸使いでラーメンをほおばるなど日に日に日本とチームに溶け込んでいる様子です。
4日連続となるフリーバッティングでは「今日はランナー2塁の場面を想定していた」とコンパクトなスイングでヒット性の当たりを左右に打ち分け快音を響かせました。
その彼が驚きの行動を見せました。
全体練習の後、野手練習から1人離れて向かった先は、投手陣のいるブルペン。ネット越しから日本人投手の投球を熱心に確認します。
その後ヘルメットをかぶり打席へ入ったジョーンズは、タイミングをとりながら球を見送ると、1球ごとに審判へ語りかけストライクゾーンを確認し始めます。
対戦した山田投手は大物のいきなりの乱入に「当てたらヤバい」と冷や汗。各投手の球筋を見届けると満足気な表情でブルペンを後にしたジョーンズ。
近づく実戦に向け、超大物助っ人が着々と準備を進めています。
Q.第1クールを終えての感想は?
「すごくいい4日間が過ごせたと思います。体も動かすことによって筋肉に張りがでてきたりとか、準備をしていく中での張りが出てきました。」
Q.どんなことを意識してバッティングしていますか?
「この4日間はボールをしっかりとらえること、いい角度でボールをとらえることを考えながらやっていたんですけれども、とにかくしっかり振って特に今日はランナーが2塁の状況を想定してそのランナーを返すことを考えながらバッティングしていました」
Q.今日のバッティングの感触は?
「自分としてはいい形で打てたと思います。ランナー2塁や3塁を想定しながら、バットのヘッドでしっかりボールをとらえるという形を心掛けた中で、自分的には“ワンダフル”なバッティングができたと思います」
Q.素手で打っているが痛くないですか?
「男らしい手をしているので痛みはないよ(笑)バッティンググローブをつけないことによって、しっかりバットコントロールや手の感触を感じることができるのでそういう意味でバッティンググローブなしで打つというのは大切なことだと思っています」
Q.シーズンに向けての意気込みを
「本当にいいキャンプというのは、ケガをしないでしっかり体を作っていくことが大事なので、とにかくケガをしないでシーズンへしっかり体作りをやっていくことを考えています」