阪神タイガースが1か月にわたって行われたキャンプを打ち上げました。矢野監督が『自主性』を掲げて2年目。選手はそれぞれ自分の課題を持ち、朝から夕方まで練習に打ち込みました。その中で若手のポジション争いは激化。さらに、球団史上最多の外国人選手を獲得し、まだまだ元気なベテラン勢も好調を維持。

今シーズンは『日本一になる』と言い切った矢野監督は充実した1か月を振り返り、手応えを掴んだ様子。選手一丸となって15年ぶりのリーグ優勝、そして35年ぶりの日本一に挑みます!

矢野燿大監督 インタビュー


Q.このキャンプを振り返って
「天気も良かったですし、充実したキャンプを過ごせましたので手応えを感じています。(やりたいことは)ほぼほぼ出来ましたし、100パーセントということはないんですけども、それに近いことをしっかりやれたかなと思います。僕は〝自主性″ということを大事にして2年目に入ったんですけども、選手も自身もコーチ陣もプロだからこそ自分でどうやるかということをしっかり考えた1ヶ月を過ごしてくれたのですごい手応えを感じています」

Q.キャンプのMVPは?
「聞かれると思って考えていたんですけど、野手で言えば高山俊選手、あとはマルテ選手も2年目に入って練習の中身も結果もしっかりとしたものにしてくれましたんで野手では2人になってしまいましたけど。(高山)俊も新人王を獲ってから苦しいシーズンが続いていますけど、練習に対する気持ち強い思いを持って1か月やり切りましたし、それが結果にもしっかり繋がっている部分もあるので、一番は気持ちの成長をすごく感じています」

Q.外国人選手が5人加入しましたが?
「皆良かったですが、ピッチャーで言えば、ガンケル投手が一番目立っていた印象です。コントロールが良いというのは分かっていて来てもらった選手ではありますけど、想像以上に球の力もありますし、日本で活躍したいというハングリーな気持ちも持って、日本の野球を学ぼうという姿勢のあるピッチャーなので、チームの力になってくれるピッチャーだなと思いました。ボーア選手は持ち味の長打力が一番の楽しみではありますけど、性格もファンに喜んでもらえるような所もありますし、バットで活躍してくれそうな予感のあるキャンプを送ってくれたんで本当に楽しみな選手が来てくれました」

Q.開幕に向けて高めていく部分は?
「オープン戦でエラーも出ていますし、上手くなっていかないと駄目な部分。でも僕は後ろ向きには捉えてないんで。上手くなればもっと勝てますし、上手くなればもっとチームを救えますし、上手くなればもっとファンに感動を与えられると思うんでね。そうやって僕たちは前に進んでいけたらなと思います」

Q.シーズンに向けて意気込みをお願いします
「日本一になると決めてスタートしたキャンプだったんで手応えのあるキャンプを送れましたし、いよいよここからが開幕に向けての準備に入るので、開幕に向かって楽しみがますます増えるように。そういうシーズンにしていきたいなと思います」

糸井嘉男選手インタビュー

Q.このキャンプを振り返って
「120点です」

Q.仕上がりは?
「開幕まで1か月無いですけどその間が1番大事だと思うのでしっかりやりたいと思います」

Q.今シーズンの意気込みをお願いします
「優勝しかみえてないので絶対に頂点に立つと言う強い気持ちで1試合1試合やって行きたいと思います」

福留孝介選手インタビュー

Q.このキャンプを振り返って
「自分のやりたい事(ケガをしない体を作る事)は、ある程度出来たのかなと思います」

Q.チームとしてキャンプの手応えは?
「皆自分達の課題を持ってやってると思いますし、それが完璧に出来たかと言うとそうじゃ無いかも知れないですけどそれは今年1年通して選手1人1人がやって行けたら良いかなと思います」

Q、今シーズンの目標をお願いします
「チームが勝つ日本一になるそこだけですね」

藤川球児投手インタビュー

Q.キャンプを振り返って
「良い準備をしている段階だと思いますんで、良い結果が出た時にこのキャンプの意味があったと言えると思いますので必ず良い結果を出したいと思います」

Q.このキャンプで出来たこと出来なかったことは?
「まずは技術の向上、そして1年間戦っていく体力をつける時期なので故障がなく過ごせて自分的には良かったので次の段階に入りたいと思います。ずっと強いチームを作っていかないといけないという意味では秋季キャンプから春季キャンプ、オフもはさんで1年中野球を上達しようという思いを年齢関係なくその思いを持ち続けている限りは上手くなれると思うんで、向上心を持って、失敗を糧にしてやっていきたいと思います」

Q.通算250セーブに向けての思いは?
「1日1日どんな体の状態かパフォーマンスの向上があるか分からないので、1日1日を大事に送っていってそこから感じることはありますので、そこはまだ想像できないです。矢野監督についていくことが全てだと思います。監督がやりたい野球を出来るようにしっかりとしたパフォーマンスを発揮したいです」

西勇輝投手インタビュー

Q.キャンプを振り返って
「(阪神に来て)2年目ですけど、去年よりは自分のペースで1か月を過ごせたので、すごく順調にいけたんじゃないかなと思います。自分のペースを保って、オーバーワークしないように、怪我してしまうとチームに迷惑がかかるんで、そこを考えながら1か月過ごしました」

Q.開幕投手が決まっていますが
「本当に大役というか、名誉ある事なので気が引き締まりますけど、自分のやるべきことをしっかりして、チームの為に腕を振っていきたいです。平常心で、周りからしたら1試合目という凄い舞台ですけど、自分の中ではただの1試合目ということで気楽にいきたいと思っています」

Q.今シーズンの抱負は?
「矢野監督が『日本一になる』とミーティングでも言っていましたけど、自分もそのピースになれるように先陣を切って先発陣を引っ張っていけたら良いなと思っています」

梅野隆太郎選手インタビュー

Q.このキャンプを振り返って
「個人、チーム共に充実したキャンプを送れたと思いますし、シーズンの良い準備が出来たと思います」

Q.手応えはありますか?
「オープン戦に入って個人的にはまだヒットが出て無いですが、色んな外国人ピッチャーをキャッチャーとして受けたり準備段階として階段を登っている、技術的にも色んな事にトライして上手く時間を使えたキャンプになったと思います」

Q.今シーズンの意気込みをお願いします
「チームが優勝する為にチームの士気を上げて行きながら最高の準備をして、オリンピックで不規則なスケジュールになりますけど、スタートダッシュが大事になって来ると思うので、良いスタートを切れる様に臨んで、結果はどうであれ自分達がやるべき最高のパフォーマンスをする為にチーム一丸となってやって行きたいと思っています」

近本光司選手インタビュー

Q.このキャンプを振り返って
「しっかり体を動かす事が出来ましたし自分のやりたい事が出来ました」

Q.2番での起用が濃厚ですが?
「去年も何試合か2番で出場させて頂いて、その時に考える事が多かったので今年は相手投手と向き合って打って行きたいなと思ってます」

Q.今シーズンの目標をお願いします
「15年ぶりのリーグ優勝と35年ぶりの日本一を目指して頑張って行きます」

高山俊選手インタビュー

Q.矢野監督が高山選手をキャンプのMVPに選びましたが?
「アピールすると言う事に関しては1番アピール出来たと言う事だと思うので嬉しいです」

Q.このキャンプを振り返って
「チャンスも少ない所で実戦でチャンス貰ったので、チャンスを貰っている中で頑張るのは当たり前だと思うので、ここからオープン戦でまた結果の良い時、悪い時、そう言う結果に左右されずに続けていく方が大変だと思うので頑張って行きたいと思います」

Q.今シーズンの目標をお願いします
「1日1日頑張るだけです」

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