【オリックス・バファローズ】ジョーンズだけじゃない！“オリの新助っ人” A.ロッドがバットで勝利に導く

2020年04月23日 / 野球

新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組みながら自主練習を続けるオリックス。午前中に寮生、午後からは通い組の選手が施設を使うなど様々な工夫が凝らされる中、今シーズンから加入したアデルリン・ロドリゲス選手がバッティング練習や守備練習でおよそ２時間、精力的に汗を流しました。

自主練習期間のテーマを聞いてみると「今は野球よりももっと気にしなければならないこと、大事なことがある。ただその中でも野球選手としていつシーズンが始まっても動けるように心の準備と身体の準備はしておかないといけない」と物凄く頼もしいコメント。

ロドリゲス選手は右の大砲候補として期待され今季から加入した新助っ人外国人です。メジャー経験はないものの、昨年パドレス傘下の3Aでプレーし、75試合で打率3割2分1厘、19本塁打、64打点の好成績をマーク。18年にロッテの入団テストを受けるも不合格となっていた過去もあり、念願の日本プロ野球界への移籍となりました。

「日本の環境に慣れるために、日本の野球というものを日々学んでいます」
慣れない環境に早く順応しようとする彼は、野球を通して日本の文化を学んでいる様子です。キャンプ中に右外腹斜筋のケガで離脱しましたが、3月10日のオープン戦から復帰。復帰戦でいきなり来日初安打を放つと、14日の阪神戦では来日初本塁打をバックスクリーンに叩き込み、持ち前のパワーを見せつけました。

　　　　　　　　　　　　　　
家で過ごす時間が増えたロドリゲス選手ですが、「家族がまだ来日していないので、なるべくテレビ電話で家族と毎日コミュニケーションを取るようにしてます。あとはテレビを見たりストレッチをしたり」と家族思いなロドリゲス選手。

近年、貧打に悩まされているオリックス。ロドリゲス選手、ジョーンズ選手、モヤ選手の助っ人三人衆が打線に並べば破壊力抜群。かつてのビッグボーイズ打線(2008年にローズ選手、カブレラ選手、ラロッカ選手を並べた打線)を思わせるような迫力で、相手投手は肝を冷やすこと間違いなしです！

ロドリゲス選手インタビュー

Q開幕がまだ決まっていませんが、今の練習のテーマは？
今は野球よりももっと気にしなければならないこと、大事なことがあると僕の中で思っているんですけど、ただその中でも野球選手としていつシーズンが始まっても動けるように心の準備と身体の準備はしておかないといけないと思っています。

Q家で過ごす時間が増えていると思いますがどのようにすごしていますか？
家族がまだ来日していないので、なるべくテレビ電話で家族と毎日コミュニケーションを取るようにはしています。あとはテレビを見たりストレッチをしたりあとはみんなと同じような感じですかね。

Qこの期間で新しく取り組んでいることは？
自分の中では何も変えてないですね。とにかく開幕日が決まってからそこから合わせていくのでとにかく開幕日が決まることを待っている状態です。

Q今シーズンの意気込みは？
もちろんシーズンが始まったときにチームの力になれるように常に準備をしていくのが大事なんですけど、その中で何ができるのか自分で考えて自分のできることを一生懸命取り組んでいきたいと思います。

Qファンへメッセージを。
まず、今はみんな家にいましょう。みんなが家にいることによって今の事態が早く収まると思うのでまた事態が収まったら、またみんなで楽しみましょう。