台風の影響で延期となっていた第19節のテゲバジャーロ宮崎戦が11日に宮崎串間で開催されました。
またしても台風の予報となり、FC大阪は前々日に陸路で現地入り。万全のコンディションを迎えた当日はやや風が強いものの、トラブルなく試合は開催されました。
前半、テゲバジャーロ宮崎がボールを動かす時間が多い中、FC大阪は前線から連動した守備で相手に決定的なシュートは打たせません。
すると徐々にFC大阪にも攻撃のチャンスが生まれます。21分、相手陣地内でフリーキックのチャンスにキッカーはMF水野匠弥。ゴール前のFW横野純貴が頭で合わせますが、これは相手GKのファインセーブで得点とはなりません。
30分、相手陣地の中央でボールを受けた水野がドリブルからミドルシュート。これは相手ディフェンダーに当たるものの、そのこぼれ球を自らが拾い、再びシュートを放つと、これがゴールネットに突き刺さり、6試合ぶりの先制点となります。
その直後の33分、相手のボールを奪い取った横野から右サイドの水野にパス。水野が今度はドリブルで相手ディフェンダーを交わしての強烈なシュート!これがゴールに吸い込まれ追加点!水野の2ゴールで2-0とし、前半を折り返します。
後半に入ってもFC大阪の勢いは止まりません。
59分には相手ゴール前でDF舘野俊祐がボールを取り返し、細かいパスを繋いで、最後はMF齊藤がミドルシュート!相手ゴールキーパーの手を弾きながら、ゴールに吸い込まれ3点目。
さらに72分には途中出場のMF前田悠斗がボールをキープ、FW川西誠、MF須ノ又諭へとパスをつなぎ、須ノ又が相手の意表を突く、技ありのループシュートを決めて4-0とリードを広げます。
攻撃陣が爆発する一方、守備でもこの日のFC大阪は噛み合っていました!
GK永井文也のビッグセーブはもちろん、チーム全員の守備の意識が高く、テゲバジャーロ宮崎の攻撃を完璧にシャットアウト。終わってみれば4−0の完勝で、約1ヶ月半振りの白星をもぎ取ったFC大阪。試合前は8位だった順位も、暫定順位ながらもJ3昇格圏内の3位に浮上。昇格戦線に踏みとどまりました!
10月17日、18日に開催のJFL第24節は消化済みのため、リーグ戦は1週空きます。この第24節が終わると全チーム同じ試合数となり、いよいよ今季のJ3昇格に向けての熾烈な昇格争いが激化。FC大阪は残り6試合、1つも落とせない試合が続きます!
次回のFC大阪ホームゲーム
2020年11月14日(土) 服部緑地陸上競技場
JFL第28節 FC大阪 vs 高知ユナイテッドSC
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