【ラグビー】トップリーグが開幕!連覇を狙う神戸製鋼が7トライで競り勝ち白星発進!!
2021年02月21日 / ラグビー
2021年02月21日 / ラグビー
神戸製鋼コベルコスティラーズ 47―38 NECグリーンロケッツ
2月20日トップリーグ第1節:東大阪市花園ラグビー場 観客 3,752人 天候 晴れ/弱風
昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で第6節をもって中止。今シーズンは1月開幕予定が選手たちにコロナ陽性者が増加し延期となっていたラグビートップリーグ。
当初の予定からおよそ1ヶ月遅れで20日、開幕の日を迎えました。
来シーズンからは新リーグが発足し、現行のトップリーグはラストシーズンとなります。
連覇を狙う王者・神戸製鋼は西の聖地・花園でNECとの開幕戦に臨みました。
今シーズンもフォワードとバックスが一体となったアタッキングラグビーを目指す神戸製鋼はオールブラックスで84キャップを誇るベン・スミス(34)が新加入。
バックスのほとんどのポジションをこなせるオールラウンダーはこの試合ウイングで先発出場します。
開始1分、神戸はミスから先制トライを献上。苦しい立ち上がりとなります。
それでも前半8分、髪をピンクに染め上げた日本代表プロップ、中島イシレリが反撃のトライ!
しかしその後はNECの激しいプレッシャーもあり一進一退の攻防となり、神戸製鋼がわずか2点のリードで前半を折り返します。
前半はミスと反則が目立った神戸製鋼でしたが後半3分、右サイドを抜け出したナンバーエイト・ナエアタからパスを受けたベン・スミスが20メートルを走って来日初トライ!
これで勢いづいた神戸はウイングの山下楽平、さらに昨シーズンはチームトップの9トライを挙げたナエアタが次々追加トライを決めます。
終盤に失点した神戸製鋼ですが、逃げ切って47ー38で開幕戦を勝利しました。
次節は2月28日、ホームの神戸ユニバーでキャノンと対戦します。
デビュー戦で来日初トライを奪ったベン・スミス選手
「トライを取るのは常に楽しいもの。それよりもコロナでラグビーができなかった中、トップリーグを再開できたことの方がうれしい。(次節に向けて)攻守ともに成長していきたい」
1986年6月1日生まれ 34歳
ニュージーランド出身
身長/体重 187cm/97kg
ポジション:ユーティリティバックス