【F.C.大阪】打ち合いとなった武蔵野戦！終盤に追いつかれ連勝ならず！【FC大阪】

2021年03月21日 / サッカー

春の嵐に見舞われた今日の東京、武蔵野陸上競技場。
強風に加え、試合前にかなりの雨が降り、ピッチには水が浮いている状態でのスタートとなりました。

F.C.大阪は前節快勝した開幕戦に続き、同じスタメンで臨みます。そしてベンチにはルーキーのMF澁谷雅也がベンチ入りしました。

試合は開始早々に動きます。4分、相手ゴール前でフリーキックのチャンス。キッカーのDF舘野俊祐がグラウンダーの強烈なシュートを放つと、ピッチのスリッピーな状態も手伝い、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、舘野は2試合連続の先制弾！
F.C.大阪はこれで試合の主導権を握ると、追加点を掴むべく、前節得点をあげたFW久保吏久斗、FW田中直基を中心に相手ディフェンスをかき乱します。

しかし26分、コーナー付近で相手にスローインを与えると、ロングスローから武蔵野MF日高慶太に決められ同点とされます。

F.C.大阪は28分、自陣ペナルティエリアでファウルの判定を受け、相手にPKを与えてしまい、あっという間に逆転を許してしまいます。

しかし、これで終わらないのが今年のF.C.大阪。そのわずか2分後に右サイドでファウルを受けたF.C.大阪は直接フリーキックのチャンスを得ます。。先制点を挙げた舘野がゴール前にボールを蹴り込むと、相手ディフェンスのマークを外しフリーになったDF坂本修佑が頭で決めて早々に同点に追いつき、２－２で試合を折り返します。

後半開始５分、F.C.大阪はコーナーキックのチャンスで、舘野からのボールを今度はDF橋本侑紀が頭で合わせ、3-2と逆転に成功します。

このまま主導権を握りたいところでしたが、荒れた天候と同様、試合もすんなりとは終われません。
強風、風下のF.C.大阪は自らのペースで試合運びができず、82分、サイドからのクロスボールを相手に繋がれ、最後は武蔵野FW田口光樹にミドルシュートを決められ同点に追いつかれてしまいます。

84分にはF.C.大阪は相手ゴール前でチャンスを得ますが、FW田中直基のシュートは相手GKに防がれ得点ならず。その後も試合終了間際まで果敢に攻撃を続けたものの勝ち越すことができず、3-3の引き分けで試合終了となってしまいました。

試合終了後、塚原監督は「勝ちきれなかったが、ネガティブに考えず、勝ち点1を奪えたことを次のラインメール青森戦につなげ、勝点3を取って、価値のある勝点1だったという風になるようにがんばりたい」と次戦の重要性を語りました。