不完全燃焼ながらも…二度目の全日本実業団制覇
9月25日に大阪・長居で行われた、陸上の全日本実業団対抗選手権。走り幅跳びで優勝したのは、大阪府八尾市出身、シバタ工業所属の秦澄美鈴選手(25)でした。2019年に続き二度目の制覇でしたが、秦選手にとっては不完全燃焼だったといいます。(秦)「今回は(6月の)日本選手権が終わってから色々と新しく取り入れたこともあったりして、そのことを試そうとしていたんですけれども、もう少し記録的には跳びたいなっていうのがあったので、6m46で終わってしまったのは、少し残念」
東京五輪出場を逃すも世界への決意を新たに
6月の日本選手権では6m40を記録し優勝しましたが、参加標準記録(6m82)には届かず、東京五輪出場を逃した秦選手。(秦)「やっぱり女子幅跳びを見ていて、自国開催なのに日本人の選手が出ていないっていうことがすごく寂しかった」まだまだ世界レベルには届かない実力を自覚しながらも、あくまでも日本王者に満足することなく、世界の舞台を目指します。(秦)「世界の大会ってオリンピックだけじゃないんですけど、その世界の舞台で日本の女性、幅跳びの選手が活躍できるっていうところを見せたいなって思っているので。」
2022年の世界陸上を目指して
秦「来年の世界陸上もありますけど、そこに結果的に出られるように、今後しっかりまた一段と、ひと皮むけた自分になれるように頑張りたいと思います」走り幅跳びを始めたのは大学からというシンデレラガール。伸び盛りの25歳が見据えるのは世界の舞台。自己ベスト6m65から、参加標準記録までは、あと17cm。来年の世界陸上に向け、今後の活躍から目が離せません。
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