オリックス宮崎キャンプ第2クール3日目。
曇天の宮崎市清武町。風も少なく時折、雲の切間から光が差しさすと暖かさを感じる1日となりました。
2月7日はプロ3年目を迎える紅林弘太郎選手20歳のバースデー。今年、晴れて新成人の仲間入りを果たした紅林選手は「ハタチになったので、成人男性なので、自覚を持った私生活、行動をとって。野球の方では去年よりいい結果を残して、監督を胴上げできるように」と誓いを立てました。
昨季は19歳ながら開幕スタメンに抜擢されると、そのままレギュラーの座を掴み136試合に出場。打率.228ながら10本塁打。同じく昨年ブレイクした宮城大弥投手との同級生コンビで優勝に貢献しました。
しかし、今年1月21日の新型コロナの陽性判定から隔離療養が続き、5日から宮崎へ合流となった紅林選手は、自身のコンディションについて「監督からはゆっくり上げていけと。でもBグループのメニューに全部入れているので、順調に来てます」と回復ぶりをアピール。
フリー打撃では46スイング中1本の柵越えに終わるものの、フェンス際への鋭い当たりを連発。「昨日打っててちょっとヤバいなと思ったので、今日はもっと昨日よりレベルアップした姿を見せれるように。感覚が合ってこないので、まだ30点」と話し、全体練習終了後には室内にこもりティー打撃を敢行。その後も特守を行うなど、コンディションの遅れを取り戻そうと汗を流しました。
全ての練習が終わった紅林選手にサプライズ!
同級コンビの宮城大弥投手がケーキを持って現れると「20歳の自覚があると言っていたので、それをもちろん行動で示してもらって。僕がしっかり確認するのでよろしくお願いします!」と場を和ませました。
宮城投手と共に成し遂げたいことを問われた紅林選手は「一緒のグラウンドに立って、監督を胴上げできるように!」と力強く返答。仲良し新成人コンビが今季もオリックスを牽引してくれそうです。
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