雨が舞う宮崎市のSOKKENスタジアム。この日ほとんどのメニューが室内練習場で行われる中、一際目を引いたのは高卒2年目の来田涼斗選手。
ルーキーイヤーの昨年は無観客でのキャンプ開催とあって、押し寄せるファンからの視線も集まります。「今年初めて有観客となって、練習していて楽しいです」と注目されることを歓迎していました。元々恵まれた体格の来田選手ですが、昨年よりも更に大きくなった体から今季への意気込みが感じられます。何を食べたらそんなに体が大きくなるのかと問うと「肉です!でも、体脂肪は落ちましたよ」と笑顔で答えてくれる愛嬌の良さも魅力の一つです。
練習の最後に組み込まれたSP(スペシャル)メニュー。筋力トレーニングと打撃練習をローテーションで行うとてもハードな練習です。これには来田選手も苦悶の表情を浮かべていました。さらには中嶋聡監督も登場してトレーニングの補助を行うなど、高卒2年目の有望株に愛のムチを浴びせる一幕も。「とてもありがたいことだと思って、自分も一生懸命やっていきたい」と指揮官からの大きな期待を受けとめています。「体も練習も充実してできてると思います。(テーマは)守備、走塁、バッティング、全てレベルアップさせること。特に守備、走塁を確実にレベルアップしていきたい」。
昨季は高卒2年目の宮城大弥投手、紅林弘太郎選手が大ブレークを果たしたオリックス。今季は背番号38・来田涼斗選手が大ブレークの予感です。
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