第 149 回
2017年8月19日放送
女子52kg級・阿部詩選手。彼女が試合をすればたちまち伝説を打ち立てます。
2月のドイツ国際大会。国際柔道連盟主催のワールドツアーで史上最年少優勝。
さらに7月、団体戦である金鷲旗大会の決勝戦。自分より重い相手を次々となぎ倒し、怒涛の4人抜き。世界柔道を控えた兄・一二三選手が思わず「凄すぎ!」とツイートするほど強烈なインパクトを残しました。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの阿部選手ですがインタビューをすると必ず言う事があります。
「インターハイでの敗戦が自分を強くしました」
去年8月のインターハイ。高校1年生ながら優勝候補として臨んだ阿部選手は、反則負けでまさかの初戦敗退・・・。自信を打ち砕かれますが、この敗戦で自分を深く見つめなおした彼女。挫折を乗り越え、柔道の技術だけでなくメンタルの強さも飛躍的に成長を遂げました。
そして今年8月。去年の借りを返すべく1年ぶりにインターハイの舞台に立った阿部選手。最強女子高生柔道家の〝熱い夏“がはじまります。
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