【丹後大学駅伝】京都産業大学 粟井駿平 夏のリベンジをして優勝したい

2022年11月15日 / 陸上競技

京産大の注目選手・粟井駿平(現2)は今年の関西インカレ1500㍍で2位、日本インカレに出場を果たすなど長距離パートをけん引している。彼が陸上競技と出会ったのは小学2年生の時。兄とともに地元のクラブへ入団して競技を始めた。夏は短距離、冬は長距離をメインに、トラックとロードの両方を経験した。中学校に入学すると、本格的に長距離の選手となった粟井。その後、奈良育英高では県総体の1500㍍で4位という結果を残すなど活躍し、京産大・長距離パートの一員となった。

昨年、京産大は丹後駅伝にて準優勝を果たした。粟井は1年次生ながらメンバー入りをする。4区を走り、区間5位の成績を残す。「登りの区間で結構距離を離されて勝負がついてしまった」。高低差が激しく、急な上り坂がある丹後駅伝特有の区間を走る難しさを体感した。また、長距離のレースは6月から7月にかけて多く、そこから期間が長く空いていることも調整では鍵となる。粟井自身も、9月に出場した日本インカレでは1500㍍に出場。中距離と長距離では試合に向けてのトレーニングも大きく異なることから、丹後駅伝に向けて5000㍍の記録会に出場し、試合の感覚を自身に染み込ませているそうだ。

6月に行われた全日本大学駅伝の関西学連予選会では、パート全体として調整が上手くいかなかったこともあり6位に終わった。結果、京産大は2年連続で出雲、伊勢駅伝への切符を掴めず。粟井は「必然的に負けたと感じた」と振り返った。今大会へ向けて「全日本の舞台で走れなかったので、夏のリベンジをして優勝したい」と意気込んだ粟井。予選会での借りを、丹後の地で返すための準備は整った。

【文責:京都産業大学体育会本部編集局 京産大アスレチック 藤田稜介】

プロフィール

粟井駿平
2003年2月10日生まれ。
奈良県奈良市出身
奈良育英高卒
現代社会学部 健康スポーツ社会学科2年
174㌢ 61㌔

戦績(2022年)
第99回関西学生陸上競技対校選手権大会
男子 1500m 2位
秩父宮賜杯第75回西日本学生陸上競技対校選手権大会
男子 1500m 5位
天皇賜盃第 91 回日本学生陸上競技対校選手権大会
男子 1500m 予選第4組 5位

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