祝・卒業!関西学生陸上界のエース・飛田凜香
駅伝、そしてトラックでチームを牽引した関西学生陸上界の偉大なるキャプテン・飛田凜香選手(ひだりんか)選手は、ことし3月に立命館大学を卒業。
4月からは、第一生命で競技を継続する飛田選手のこれまでの選手生活に馳せる想い、そして新天地での活躍に向けて、卒業式を取材しました。
「キャプテンをやってきた意味が、少しはあったんじゃないかな」苦楽を乗り越え、仲間を率いた大学時代
3月22日、桜が咲き誇る快晴の下、思い出の学び舎・立命館大学を卒業した飛田凜香選手。優しい笑顔をカメラに向け、身に纏った淡い桜色の袴について話してくれました。
(飛田)「桜餅をイメージした袴を選びました(笑)。普段は選ばない色なんですけど、可愛いなって思ったんで…。(帯の上部を指して)ちょっと桜餅っぽくないですか?ここ!」
あどけない笑顔と、お茶目な性格が愛くるしい飛田選手。そんな彼女ですが、大学時代は2年生の時からキャプテンを務めた統率力、偉大なる主将でもありました。
(飛田)「4年間、今思うとあっという間だったなって思います。関西女子駅伝で2連覇できて、全日本駅伝では2番で表彰台に立てたんですけど、富士山駅伝は5番で…。納得のいく結果ではなかったので、最後に悔いが残る結果ではあったんですけど、チームとしての成長がみられたので、自分がキャプテンをやってきた意味は少しはあったんじゃないかなって思います」
「やり残した気持ちは次のステージに」キャプテンの経験を新天地での糧に
嬉しさも悔しさも経験した大学での競技生活。キャプテンになってからの日々を、自身でこのように振り返ります。
(飛田)「キャプテンになってからは、自分が未熟で大変だったんですけど…。未熟な分、たくさんの人に支えてもらったので、とても濃い2年半だったなって思います」
キャプテンの大役を終えた瞬間、全力を出し切ったと思えたという飛田選手でしたが、時間を経るにつれ、新たな感情も芽生えたと話します。
(飛田)「(引退をして)時間が経って、キャプテンが終わったこと実感するたびに、もっとやれたことがあったんじゃないかなと思う気持ちもあって…。でも、やり残した気持ちは次のステージに活かしていきたいなって思っています」
「今までの経験を活かして、世界と戦える選手になりたい」夢はオリンピアン、新天地で世界の舞台へ
この春からは、第一生命で競技を続ける飛田選手。新天地での活躍に向け、今感じていることは…。
(飛田)「立命館大で学んだことがたくさんありますし、ここで得られた経験はすごく自分の力になると思うので、今までの経験を活かして、世界と戦える選手になりたいなと思います」
新天地での活躍のみならず、世界への熱き思いも胸に秘める彼女。そんな飛田選手の今年の目標は…。
(飛田)「今年の目標としては日本選手権に出場し、トラックで結果を出していかないといけないと思うんですけど…。最終的にはマラソン競技でオリンピックに出場したいなと思っています」
オリンピアンを夢見る、偉大なるキャプテン・飛田凜香。学び舎での経験と後輩への想いを胸に、新天地での活躍を誓います。いつか日の丸を背負う日を夢見て、前に進み続ける彼女の活躍に、大きな期待と注目が集まります。
(読売テレビ「あすリート」)
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