ぶち破れ！オレがやる！
先週金曜日、沖縄の宜野座村で新生・矢野阪神がキャンプイン。

「秋に一緒に喜べるようなシーズンを送れるようにこのキャンプしっかり頑張っていきます。」
「どうか1か月間よろしくお願いします。きょうからしっかり頑張っていきます。ありがとうございました」

矢野監督のあいさつで始まった阪神1軍の宜野座キャンプ。
さっそくブルペンに向かった矢野監督の前でピッチングを行ったのは、FAでオリックスから阪神に加入した西 勇輝。
初日のこの日、練習メニューではピッチング予定はなかったものの調子が良かったということで急遽ブルペン入りした西。
矢野監督が見つめる中３３球。軽めのピッチングながら心地よいミットの音を響かせていました。

また、今シーズン7年目を迎える藤浪も初日からブルペン入り。
バランスの取れたピッチングフォームから投げ込まれたストレートは、球団スタッフの計測によると最速１５３キロ！
復活のシーズンへ向けて上々のキャンプインとなった藤浪。練習後には100人を超えるファンのサインに応えるなど、ファンを大事にする矢野イズムを体現。心身ともに充実したキャンプを過ごしています。

続いておとといの土曜日。
沖縄が最も似合う、あの男が動き始めました。
本野「めんそーれ　阪神の沖縄キャンプは初めての週末を迎えました。それでは週末の様子を見ていきましょう。」
気温１８℃とまずまずの暖かさの中、２７００人のファンが訪れた土曜日。関西からも多くの人が沖縄の阪神キャンプに来ていました。

【１０歳の女の子】
Q：どこからきょう来たのですか？「大阪です」
Q：ファン歴何年ですか？「１０年です」
「教えられてもいないのに勝手に阪神GOGOってしゃべっとったそうです」

【７歳の男の子】
Q：どちらから来たんですか？「大阪府茨木市」
Q：好きな選手いる？「いる」「とりたにぃ」ユニホーム鳥谷さんだね
Q：す・またん！って知ってる？「知らん」
Q：ZIP！って知ってる？「知らん」
Q：おは朝は？「知ってる」
　
そんな多くのファンが見守る中、
注目を浴びたのはこの選手。
本野「新外国人マルテがバッティング練習を始めました。メジャーで４番を打った男の実力はいかに！？」
矢野阪神、初代４番候補として獲得した２７歳のマルテ。初日のバッティング練習ではサク越えがわずか４本と寂しい結果に終わっていたマルテですが、２日目のこの日はレフトへ引っ張るだけではなく、センターへ鋭い打球！
そしてライトへと広角に打ち分け、サク越えは前日から倍増の８本。
これから、更なるサク越えを見せてくれることでしょう。

マルテ「ここまで自分のルーティーンで出来ているのでいい感じで来ています。
終わるころには自分のいい状態になっていると思います。」
「アリガトウゴザイマス」

そしてきのう日曜日は２月３日、節分の日。ということで、阪神キャンプに現れた赤鬼を新外国人投手のガルシアとジョンソンが全力の鬼退治。ことしの阪神に福が訪れること間違いありません。

そんなきのうのキャンプ。
今シーズンからショートに再挑戦する３７歳・鳥谷がノックでこのキャンプ初めてショートのポジションにつきました。
レギュラーを争う北條ら、若トラとしのぎを削ることになる鳥谷。ショートでゴールデングラブ賞を４度受賞した守備力は健在です。
またレフトスタンドの後方にある坂道で若手とともにダッシュを繰り返すなど、精力的なキャンプを送っている鳥谷。矢野監督もその姿を頼もしく見ています

矢野「鳥谷はやっぱりすごく意識が高いなという１個１個のプレーを見ているとすごくそういうのを感じられますし内面から気持ちが　僕にはあふれ出ているように感じましたけどね。」

きのうで第１クールを終えた阪神宜野座キャンプ。
あす火曜日から第２クールに入ります。