◆JOCジュニアオリンピックカップ 第31回全国都道府県対抗 中学バレーボール大会最終日 ▽男子決勝 福井2―0岡山(28日、大阪市中央体育館)
男子は福井が岡山を2―0で下し初優勝。男子最優秀選手(JOC杯)は福岡の柳北悠李、女子最優秀選手(JVA杯)は徳島の西川吉野主将(ともに3年)が選ばれた。
念願の初優勝を果たした福井の林雅裕主将(3年)は「人生の思い出に残る経験になった」と喜びをかみしめた。月末や強豪との練習試合後など、各選手が200字ほどの作文に目標を書いて士気を高めた。政実伸也監督(44)は「しんどい試合も多かったけど、絶対勝つという気持ちの中で、やってきたことをやりきれた。成長したと思う」とたたえた。
岡山は昨年大会の3位を上回る準Vにも、木下颯真主将(3年)は「優勝を狙っていたので悔しい。決勝の舞台は初めてで、プレッシャーもあった」と唇をかんだ。準々決勝ではV候補の一角だった福岡を倒すなど、着実に強豪県の立場を築きつつある。倉地太輔監督(37)は「よくやったと思う。(3年生は)高校でさらにレベルアップしてほしい」と期待した。
(写真)初優勝の福井チーム
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