関西学院大学のエース小山陽平選手。
今年9月に記録会ながら関西学院大学史上初の
5000mで13分台をたたき出す。
実は、そこまでの道は順風満帆なものではなかった。
高校時代は陸上の名門・洛南高校で
全国高校駅伝で都大路を走った。
全国の選手との戦いでも上位に入るほどの実力者だった。
入学当時から“エース”と呼ばれ続けるものの、
大学入学後は思ったような活躍が出来ず、
その名にふさわしい活躍はずっとできていなかった。
ようやくタイムが伸び練習の結果が出始めてきたと
思った時にはすでに最終学年。
エースとして丹後半島を走り抜け、
大学史上初の優勝を目指す。