陸上競技も、ローカルの競技会から始まり、徐々に全国レベルの大会が開催されるようになりました。
例年より半年遅れでトラック&フィールドのシーズンが盛り上がってくる中、8月29日、福井で行われたナイト陸上を取材しました。
昨年、初めて開催されたナイター陸上「アスリートナイトゲームズイン福井」で日本新記録が3つ、タイ記録が1つ誕生したのです。
なかでも男子走り幅跳びは圧巻でした。
橋岡優輝(日本大学)が8メートル32を跳び27年ぶりに日本記録を更新すると、その30分後に城山正太郎(ゼンリン)が8メートル40の大ジャンプを見せ、一夜に2つの日本記録更新を目撃した会場は沸き返りました。
ことしもフィールド種目では男子走り幅跳びのみが行われました。
日本記録保持者の城山正太郎や去年高校記録を更新した藤原孝輝(京都・洛南高校)らが競う中、
優勝したのはダークホース吉田弘道(立命館大学)でした。
繰り上げ出場した無名の21歳が自身初の8メートルジャンプ!
大会3日前に出場辞退した選手枠に繰り上げ出場が決まった吉田弘道(立命館大3年)が無欲の優勝!
追い風参考ながら自身初の8メートル越えのジャンプで会場を沸かせました。
吉田弘道(立命館大学)インタビュー
「(突然の繰り上げ出場で)無心になれたのがよかった。9月11日からの日本インカレでも表彰台に上がれるように頑張ります」と謙虚なコメント。
スーパー高校生 藤原孝輝(洛南高校)は8位
藤原孝輝(洛南高校)がただひとり高校生として出場しました。
去年インターハイで8m12を跳び高校生初の8mジャンパーとなり、30年ぶりに高校記録を更新した藤原でしたが、
この日は7m61で8位、悔しい結果となりました。
藤原孝輝(洛南高校)インタビュー
高校記録保持者 藤原孝輝(洛南高校)のインタビューです。
「後半、思ったようなジャンプが出来ませんでした。オリンピックが延期になったので自分にもチャンスがあるという自覚を持って日本選手権で結果を出したいです」
取材:林龍之介(読売テレビ)
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