2021/7/2 @甲南大学
4月にあすリートで紹介したスマイルスプリンター青山華依(あおやまはなえ 甲南大1年)が東京オリンピックの4×100mリレーメンバーに選出、18歳で東京オリンピック日本代表内定選手となりました。
青山選手は5月に行われたポーランドの世界リレーで4位に入賞、東京五輪と世界選手権の出場権獲得に貢献したメンバーです。
7月2日、母校の甲南大学で会見に応じました。
大学のマスコット“なんぼーくん”を手にハナエスマイルででフォトセッションに応じた青山選手は記者会見で…
「日本選手権での成績がよくなったので自分が選ばれていいのかなという思いもありましたが、(世界リレーにメンバーとして)ホッとしたのと、緊張感が走りました」
「世界リレーでも一走を走らせていただいたので一走(第一走者)で頑張りたいなと思います」
「女子リレーは世界で(決勝に残るのは)きびしいと言われているので決勝に残って女子もいけるぞっていう姿を見せたいなと思っています」
とおよそ一ヶ月後の夢の大舞台へ決意を語りました。
関西の大学生からは他にも同じ女子リレーメンバーに齋藤愛美(大阪成蹊大)、補欠登録選手として壹岐あいこ(立命館大)が選出されました。
あすリートチャンネルでは二人のインタビュー動画を追ってアップする予定です。
青山華依 aoyama hanae インタビュー
ーオリンピック代表に選ばれた感想は?
先週行われた日本選手権では自分の納得のいく結果が出せずに終わってしまい、100m8位という結果で世界リレーのメンバーでは一番下だったので
自分が選ばれていいのかっていう不安……があって頑張れるのかなっていうのもあったんですが、ホッとしたと同時に 緊張も走りました。
自分が(もう)東京オリンピックに出ると思ってなかったのでチャンスをいただいたので頑張りたいなと思います。
ー痛めていた腰の状態は?
怪我の方はまったく身体に異常がないので、オリンピックまであと3週間あるので、自分ができる最大限の練習を積んでオリンピックに向けて頑張りたいと思っています。
ーリレーでは何走を走りたい?
世界リレーでも一走を走らせていただいたので、一走(第一走者)で頑張りたいなと思います。
女子のリレーは…世界で(決勝に残るのは)きびしいというのを何度も言われているので決勝に残って女子もいけるぞっていう姿を見せたいなと思っています。
ー最後に意気込みを
日本選手権がああいう走りになってしまったので、あの時とは一味違う走りをしたいと思っています。
皆さんの足を引っ張らないように がんばります!
青山華依 Aoyama Hanae プロフィール
・2019年(大阪高2年時)日本選手権100m3位。
・2019年 近畿インターハイで11秒61の当時自己ベストを記録。
・2019年12月 女子リレープロジェクト2期メンバーに選出。
・2020年(大阪高3年時)日本選手権100m4位。
・2020年10月 インターハイ代替大会は「100m2位(1位 石川、3位 石堂)/200m3位(1位 石川、2位 安達)」
・2020年12月 女子リレープロジェクト3期メンバーに選出
・2021年3月 日本室内U20 60mで7秒38(U20日本新記録)
・2021年3月 宮崎のリレートライアルで11秒56の自己ベストをマーク。「高校女子スプリントトップ3」の石川、石堂に並んだ。
・2021年 甲南大学に進学し、伊東浩司氏の指導を仰ぐ。
・世界リレーに1走として出場し、東京五輪出場権獲得に貢献。
・帰国後の隔離期間ののち、腰を痛め練習を積めないまま挑んだ日本選手権。伊東浩司氏が「大会1ヶ月前は普通に歩くことさえできなかった。
「走れるのが不思議」というほどの状態で、予選はタイムで予選通過。準決勝も組3着で決勝進出。ギリギリの戦いだった。決勝は8位。
・今は痛いところはないので、オリンピックに向けて身体を作る。日本選手権とは一味違う、覚醒した走りを見せたい。
自己ベスト:100m 11秒56 200m 24秒22
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