第 409 回
2022年9月3日放送
投てき界 規格外の怪童
今年8月に徳島で行われたインターハイ。陸上の投擲種目、円盤投げとハンマー投げで二冠を目指す逸材がいました。
兵庫県立社(やしろ)高校3年の山口翔輝夜(ときや)選手17歳。
身長184cm、体重103kgの恵まれた体格。
円盤投げでは今年5月、高校歴代6位となる55m09をマークし、高校生相手には無双状態。
そんな山口選手ですが、これまで全国大会での優勝経験がありません。
投擲を始めた中学時代は“実力ナンバー1”と言われながら全国大会が台風で中止。
高校1年のインターハイはコロナ禍で中止。高校2年では決勝に残るも惜しくも入賞を逃し9位。
「今年のインターハイでは絶対に優勝したい!」
そう意気込む山口選手を支えたのは高校の顧問・大久保良正先生でした。
去年の春、社高校に赴任してきた大久保先生は以前勤めていた市立尼崎高校ではディーン元気選手(やり投げ/2012ロンドン五輪出場・2022オレゴン世界陸上出場)や武本紗栄選手(やり投げ/2022オレゴン世界陸上出場)らを指導した名伯楽です。
恩師と二人三脚で挑む高校最後のインターハイに挑む山口翔輝夜選手の熱い夏を追いました。
山口翔輝夜 Yamaguchi Tokiya プロフィール
2004年11月3日生まれ 17歳
兵庫県南あわじ市出身
身長/体重:184cm/103kg
円盤投げ自己ベスト 55m09 (高校歴代6位)
ハンマー投げ自己ベスト 66m08
高校の寄宿舎「東雲(しののめ)寮」の寮長を務める
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