第 452 回
2023年7月8日放送
パラ陸上界のホープ 近藤元(こんどうはじめ)選手です。
種目は100m・200m・走り幅跳びの3種目、6月に行われた日本国内最高峰のパラスポーツ競技大会・ジャパンパラ競技大会では3種目すべてで優勝し3冠。
7月にパリで行われる世界パラ陸上競技大会に日本代表として走り幅跳びで出場を決めています。
■持ち味①“中盤以降の加速”
近藤選手の持ち味は“中盤以降の加速”!
自身も「中盤以降の加速っていうのが、もう誰にも負けないなと思います」と話します!
助走スピードで記録が変わる走り幅跳びでは100mや200mの経験が走り幅跳びにもつながっているとも話してくれました。
■持ち味②“前向きな気持ち”
近藤選手は2020年12月、事故で3週間も意識が戻らず、目覚めたときには右脚を失った状態でした。当時は「何もできひんと思った。」と語る近藤選手でしたがパラ陸上界のレジェンド・山本篤選手の姿を見て「脚が無くなっても、そこまで速く走れるんだ」と思ったそうです。
そして、パラ陸上のレジェンド山本篤選手との交流を通じてパラ陸上の道に一歩踏み出しました。
■目指すは世界!
リハビリ生活を乗り越え大会に初参加。「自分がこういうここの位置のレベルなんやと思って、世界でも戦っていけるんだなと思ったので、そこがやっぱり力の源になって、やっぱり脚切る前より脚切ったときの方がやる気も出てきました。」と振り返った近藤選手はそこから力をつけ、世界パラ陸上に日本代表として出場!パラリンピックに向けて世界パラ陸上では4位以内を目指します!
近藤元 Kondo Hajime プロフィール
2000年9月7日生まれ
摂南大学 4年
種目:100m 200m 走り幅跳び(障がいクラスT63)
経歴:大阪高校 → 摂南大学
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