今年の関大は「4位」に終わるようなチームではない。
昨年の丹後駅伝では4位に入賞を果たした関西大学陸上競技部男子長距離ブロック。2年連続の4位に終わったチームは、多くの部員が大舞台を経験済みである。また、人数が増えチーム内で切磋琢磨していることで、チームは勢いに乗っている。更なる高みを目指し、各々走りに磨きをかけた。その努力は実を結びつつあり、関西学生陸上競技対校選手権大会での54年ぶりの総合優勝にも長距離パートが貢献した。
全日本大学駅伝対校選手権大会関西学連出場大学選考会では今年は3位に入賞し、2年連続の出雲駅伝出場に加えて7年ぶりとなる全日本大学駅伝への切符も奪取。さらに、出雲駅伝ではタイムを昨年から2分以上縮め、地方の大学ではトップとなる11位でフィニッシュ。ここ数年の中で最もチームの状況は整っている。
注目選手は4年生エースの亀田仁一路だ。「関西レベルの大会では自分が圧倒できるような走りをしないといけないという覚悟は決まっている」と力強く語り、チームをけん引する準備は整っている。今年の関大は「打倒関東」を念頭に置いて活動している。亀田ら4年生の引退試合となるこの駅伝。関西の他大に、負けている場合ではない。
文責 関西大学体育会本部 関大スポーツ編集局 𠮷村虎太郎
大学プロフィール
関西大学陸上競技部 男子長距離ブロック
第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走 11位
第55回全日本大学駅伝対校選手権大会関西学連出場大学選考会 3位
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