4月1日、陸上短距離の多田修平選手(22)が大阪淀屋橋にある住友電工本社での入社式に出席。
新社会人としてのスタートを迎えた今の心境を出社前に直撃しました!

Q.今日から新社会人ですが、心境はどうですか?

多田:やっぱりまだ実感はないんですけど、いよいよ学生も終わって、社会人が始まるんだなっていう気持ちは
ちょっとずつ出てきましたね。


Q.学生の時とは気持ちが違いますか?

多田:そうですね。社会人なんで、いろいろと緊張感を持ってやっていかないといけないなって思いますね。

Q.新社会人としての決意は?

多田:陸上を中心的にやらせてもらうので、学生の頃とは違って、もうちょっと陸上に集中してできるので、
やっぱりオリンピックがあるので、そこに向かってしっかり頑張っていきたいなって思います。



同期入社の4人、ブルーのトレーニングウエアで

以下、入社式を終えてメディアに囲まれてのインタビューです。

Q:入社式を終えて、心境はどうですか?

多田:まだやっぱり実感はわかないんですけど、年号も発表されて、いよいよ社会人になって
陸上競技ができるんだなっていう感情が少しずつわいてきたかなっていう感じはあります。


Q:新年号「令和」の感想は?

多田:感想ですか…(笑)。 まぁでも…かっこいいですね。 クールな感じがして。 僕は好きです。

Q.“令和”最速の男を目指したい?

多田:令和っていう年号になって、僕も社会人になって、なんかすべてが心機一転して挑めるので、
   令和の一発目はいい結果を出したいですし、気持ちよく走りたいなっていう思いはありますね。


Q.住友電工の松本会長からは激励はありましたか?

多田:何回かお会いしていて、「関東人には染まるなよ」とは言われました(笑)。
   関西出身なんで関西を背負って関東ですけど、関西代表として世界の舞台に立つことができたらいいなって思います。


Q.関東に生活拠点を置くのは初めてですか?

多田:ずっと実家暮らしだったので。今までは当たり前のように親に洗濯とか食事とかやってもらっていたんですけど、
   一人暮らしして自炊とかも全部するようになって、日々の日常の大切さを知ることができましたし、
   自炊が1番大変ですけど、社会人になる前の1つの超えるべきものだと思うので、
   これからしっかり慣れていって陸上にも集中できるように対策はしていきたいなって思います。


Q.今シーズンのここまでの手応えは

多田:室内とオーストラリアで100mに出場させてもらったんですけど、
     その時は冬季練習の最中だったんで、タイムは60mでまずまずのタイムだったんですけど、
     体が重たい状態であのタイムだったので、シーズン序盤としてはいい感じなんじゃやないかと。
     以前は60mだったら6秒7とか、100mも10秒4とかかかっていたので、いい滑り出しだと思います。


Q:今月には国内一発目のレースがあると思いますが

多田:まだちょっとコーチと相談していて、まだ決めてはいないんですけど、
     順調に仕上がってきているので、試合に出るのが楽しみです。


Q:いろいろな選手がこの時期にいいタイムを出しているが意識しますか?

多田:意識はするし、いい刺激にはなるんですけど、自分のスタイルを貫くっていうのが今年のスタイルなので、
   焦らずに。焦っちゃったら去年みたいな結果になってしまうので、しっかりと自分のペースを貫いて、
   自分なりにいいタイムを出して、出せる大会でしっかり結果を残せたらいいなって思います。


Q:今シーズンはどこに照準を合わせていきますか?

多田:日本選手権で優勝できないと、世界選手権の代表にはなれないので、
   その日本選手権と世界選手権に照準を合わせていけたらいいなって思っています。


Q:関西学院大学としてではなく住友電工として走るイメージはできていますか?

多田:まだイメージできてはいないんですけど、とにかく似合うかが問題ですね、ユニフォームが。
   ユニフォームはまだ着てないですね。楽しみです。


Q:住友電工1年目の抱負を!

多田:9秒台は最低条件だと思っているので、まずは9秒台っていうところを目指します。
   世界選手権が今年は大きな大会で、オリンピックに向けてカギになってくると思うので、
   ファイナリストという目標で結果を残すことができるように、練習から頑張っていけたらなと思っています。


Q:初任給の使い道は?

多田:全く考えてないんですよ。いくらもらえるのかも知らなくて。忘れちゃうんですよ。

同じく住友電工に入社した永田駿斗選手(慶応大卒)、学生時代は多田のライバル、
去年2018年の全日本インカレでは多田選手に勝って優勝した実力者です。
多田選手の印象について聞くと…
永田駿斗選手(右)と

Q:多田選手の印象は?

永田:中学は全中で勝って、インターハイは僕が5位で多田君が6位だったんですけど、
   大学1年目からは多田君は活躍していて、一方で僕は1,2年目は全く活躍できていなくて、
   僕も同じところに戻りたいというか、一緒の決勝で走りたいっていう目標でした。


Q:一緒のチームにいられることに対して

永田:僕は一緒のチームになれてすごく嬉しいっていう気持ちと、本当に心強いなっていう気持ちがあって、
   せっかく一緒のチームになれたので、切磋琢磨して一緒に頑張っていきたいなっていう気持ちです。


Q.永田選手の印象は?

多田:インカレで負けてしまったライバルなので、今年からは同じチームで切磋琢磨して練習とかも試合とかでも、
   一緒に走る機会が多くなると思うので、お互い世界を一緒に目指すことができたらいいなって思います。


Q.永田選手の背中を追いかけていたこともありましたか?

多田:全中で優勝してる姿も知っていますし、雲の上の存在で、僕には到底到達できない次元と思っていたんで、
   今はこうして一緒に陸上競技ができる環境なので、嬉しいですし、僕自身も負けないっていう気持ちもあるんですけど、
   しっかり一緒に練習して、チーム住友電工として上の舞台に行けたらいいなって思います。


Q.前から交流はあったんですか?

多田:あまりないですね。ここに来て急に仲良くなりました(笑)。

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