277
   2020年2月1日放送
 

【陸上競技100m】 世界一の1走へ!復活を期すトップスプリンター・多田修平(23)

多田修平 Tada Syuhei 23歳

出身:大阪府東大阪市
生年月日:1996年6月24日
所属:住友電工(大阪桐蔭高校〜関西学院大学)
自己ベスト:10秒07(2017年)
趣味:写真撮影
好きな場所:スターバックス
2017 日本選手権100m2位 / ロンドン世界陸上 4×100mR 銅メダル
2018 アジア大会 4×100mR 金メダル
2019ドーハ世界陸上 4×100mR 銅メダル

サニブラウン選手、桐生選手、小池選手が「9秒台」に突入し、さらにハイレベルになった日本陸上短距離界。大学3年時の2017年に参考記録ながら9秒台をマーク、世界陸上の代表に選ばれるなど大ブレイク、日本のトップスプリンターの仲間入りを果たした多田選手は、この2年苦しいシーズンを過ごしていました。なかなか思うような走りができず、「走るのが嫌な時もあった」とも。それでも折れることなく常に前を向いて陸上に取り組み続けました。

世界一のリレー第一走に!

2020年、オリンピックを懸けた大事な1年が始まりました。
あすリートでは、年始に行われた沖縄合宿に密着!
「東京オリンピック 100mファイナリスト リレー金メダル」
自信を感じさせる晴れやかな笑顔で目標を語ってくれた多田選手。
持ち前は序盤から中盤の加速、そのロケットスタートの復活、そして世界一の1走へ!
オリンピックイヤーの年明けに2020年に懸ける多田選手の思いに迫りました!


「住友電工の多田修平です!23歳です!陸上競技やっています。」



関西学院大学の多田、その名を日本中に轟かせたのは3年前。
個人インカレの準決勝で追い風参考記録ながら国内初の9秒台をマーク一気にスターへの階段をかけあがります。



その年の日本選手権100mで桐生、ケンブリッジ、山縣らに勝ち⒉位、ロンドン世界陸上ではリレーで銅メダル、
さらに翌年の2018年のアジア大会ではリレー金メダルに輝きます。
昨年の世界陸上でもリレーの第一走を務め、アジア新記録で世界陸上2大会連続となる銅メダルを獲得。

人生初の一人暮らしは…

去年、大学を卒業し住友電工に入社、関西を離れ陸上に打ち込む多田選手ですが…人生初の一人暮らしは…?


多田「今までは実家だったので、何をしていても勝手にご飯が出てきたりとか、洗濯もしてくれたので、正直甘えた生活をしてました。一人暮らしをしてすごい食事の面、生活の面も気にして行動するようには、たぶん当たり前のことなんですけど、陸上選手以外の人もちゃんとやることなんですけど、そういうところを意識して生活するようになりましたね。本当に大変ですね。自炊が1番きついですね。洗濯物は2日に1回くらいなんですけど、ご飯は頑張って、基本味付けは塩コショウですけど、焼いて頑張っていますね。生姜焼きのタレをイトーヨーカドーで買って、それをかけて焼くだけとか。そういうのしかできないです。それも美味しいんで男飯ですね。
けっこう小食なので、ご飯・肉・ちょっとサラダみたいなのが多いですね。(カロリーは)全然追いついてます。陸上選手は食べないですね。無駄な筋肉がついても重くなってしまうので。キャパ的にも無理っていうのもあるんですけど。」





9秒台、そして夢のオリンピックへ、多田修平、勝負の1年がスタートしました!



3年前、桐生選手が9秒台を記録したのをきっかけに、サニブラウン選手、小池選手が続き一気にレベルが上がった日本男子の陸上スプリント界。
その裏で、多田選手は1人もがき苦しんでいました。9秒台を目指すも結果が出ず、悔し涙を流す場面も…。

「試合を迎えたくなかった。スランプの時はすごくつらかったです」

多田「本当にスランプの時はすごくつらかったんですけど、そのスランプがなければ世界の舞台でも活躍できていないと思うので。カメラの前では、走れない とか 日本選手権では決勝進出を目指します っていうのも、弱いなって思われちゃうので、カメラの前では強気で。もちろん勝つつもりではいたので、気持ちは落ち込んでいましたけど、調子悪い時も日本選手権で優勝して日本代表になるっていう気持ちはずっとあったのが本心ではありました。」


課題は左右のバランス

輝きを取り戻すために何が必要なのか…? 
大学卒業後からタッグを組む大東文化大学の佐藤真太郎コーチは…。



佐藤コーチ「左半身の方が下手くそで弱いんです。右の出力と左の出力がピタッと合えば真っすぐには走れるので」




これは去年のレース、走る位置に注目。
パワーが弱い左足の方にどんどん寄っていきます。




課題は左右のバランス。
さらなる進化を目指し苦しい時期も自分と向き合ってきました



多田「オリンピックに向けて自分の弱い点だったり強い点を理解することができたのでよかったなとは思いますね。」


100mファイナリスト&リレー金メダル

憧れの舞台 オリンピック。
多田選手の視界にはその目標しか見えていません。



多田「100対0で自信の方がすごくあるので、ずっとオリンピックを目標にしてやってきたので100mでは決勝進出リレーでは1走としてアジア新で金メダルを獲得できたらなと思っています。」






多田選手、3年ぶりの「あすリート!」