阪神キャンプ5日目、午前中は雨模様となった宜野座グラウンドに侍ジャパンの稲葉篤紀監督が視察に訪れました。矢野燿大監督に挨拶をした後、野手の屋内バッティングを見ると足早にブルペンへ。
お目当てはプロ7年目の阪神中継ぎの柱、岩崎優投手(28)。
ストレートは140km台ながらノビのある球で、昨季は48試合に登板し3勝0敗26ホールド防御率1.01という好成績。
稲葉監督も「左の中継ぎでは貴重な投手、昨年の成績も良いし今年期待している選手の1人です」と代表入りへ前向きなコメントを残しました。
その岩崎投手はブルペンではストレートを中心に調整。「課題をもってブルペンでは投げられている」と話し、シーズンに向けて、虎のセットアッパーが順調な仕上がりを見せました。
侍ジャパン稲葉監督 インタビュー
Qブルペンで岩崎投手を入念に見ていましたが?
左の中継ぎという事で非常に貴重な投手ですので、昨年成績も残していますし、今年、期待している1人であります。
Q改めての印象は?
非常にコントロールも良く、いい高さに投げていましたし、この時期としては順調、仕上がりが早い印象をもちました。
Q代表選考のポイントは?
ジャパンに対する思い、オリンピックで金メダルを取りたいという思いが強い選手と私は戦いたいと思っています。
岩崎優投手 インタビュー
Q:キャンプ第1クールが終わりましたけど、自身の調子は?
ブルペンがメインですけど球数も投げられていますし、まだストレートだけですけどしっかり投げられていると思います。
Q:今年のキャンプへの意識は?
今までと違って任されている部分も多いんですけど、自分の課題をもってしっかりやれています。
Q:矢野監督からは「各自が新たなチャレンジをしてほしい」という話がありましたけど、自身がしている今年のキャンプでの挑戦はありますか?
キャンプでというのは無いですけど、去年よりも良いシーズンにしたいのでブルペンの取り組みとか色々な面で上の意識を持つようにしています。
Q:ブルペンに入られて自身のストレートの質は?
そんなにまだ力は入れていなんですけど、バランスを意識して投げているわりにはしっかり良いボールを投げている率は上がってきているかなと思います。
Q:稲葉監督がブルペンでは岩崎投手の投げている目の前で見られていましたが気づいていましたか?
もちろん目には入っていたので、特別意識している事はなかったですけど良いボールが投げられているかなと思います。
Q:稲葉監督からは、岩崎投手に対して高い評価のコメントがありましたがその点に関しては?
やっぱりオリンピックもあるので選んでもらえるようにシーズンしっかり闘っていかないといけないなと思いました。高い目標を持ってやっていきたいと思います。
Q:オリンピックへの憧れはどのようなものがありますか?
日本で開催されるのも巡り合いだと思うので、そこで戦えるようにしっかり頑張っていきたいです。
Q:今シーズンの自身の目標は?
タイトルをとれるように頑張ります。
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