新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕日が白紙となっているプロ野球。
「密閉・密集・密接」三密対策の為に自主練習が続く中、ドラフト1位ルーキーの宮城大弥(みやぎひろや)投手が大阪・舞洲にある球団施設でおよそ3時間にわたり汗を流しました。ブルペンでは新球フォークも交え40球を投げ込みました。
沖縄出身 期待のドラ1左腕
宮城投手は身長171㎝と小柄ながら最速150キロの直球を投げ込む本格派左腕として期待のルーキーです。
沖縄・興南高校時代の1年夏と2年の夏に甲子園出場を果たすと、3年時にはU-18日本代表に選出されるなど、築き上げたキャリアは申し分ありません。昨年のドラフトでオリックスから1位指名を受けると、背番号は昨年まで山岡投手がつけていた「13」を背負い、期待の高さが伺えます。
「プロ野球の試合は180試合ぐらいでしたっけ?」と宮崎キャンプ中には天然発言も飛び出し、そのキャラクターにも注目が集まっています。
プロ初登板となった3月20日、大阪商業大学とのプロアマ交流戦で1イニング3者連続三振の快投を見せ、鮮烈なデビューを飾りました。
また、現在の球種であるカーブ、スライダー、チェンジアップに加えて、新球種フォークの習得に着手。「これからどんどん投げて精度が高くなればいいなと思っています」とまずまずの手応えを語ってくれました。
「今はTVでお笑い番組とかを見て過ごしています」寮で過ごす時間が大半を占める宮城投手のリフレッシュ法は、大好きなTV番組を見ること。沖縄出身の宮城投手ですが、お笑い好きということもあり、早くも関西の雰囲気に馴染んできた様子です。
開幕を待ち続けるファンに向けて「今、こういう状況で開幕がまだ分からない状況なので(調整が)難しいですけど、自分達も頑張るので楽しみに待っていて下さい」と頼もしいコメントを残してくれました。
宮城大弥投手インタビュー
Q.今の練習のテーマは?
新しい球種を練習したり、キャンプからずっと続けてきたピッチングの足の位置などを改めて確認しながらやっています。
Q.新球種フォークの完成度は?
今日初めて(ブルペンで)投げて、(上手く投げられたのが)7球に2球くらいだったので、これからどんどん投げて精度が高くなればいいなと思ってます。
Q.寮での時間の過ごし方は?
今はTVでお笑い番組とかを見て過ごしてます。
Q.よく見ている番組は?
「相席食堂」や「世界の果てまでイッテQ!」などが多いです。
Q.ファンの方にオススメの本は?
「選んだ道が一番いい道」(著:大宅邦子)という本があるので読んでみてください。
Q.その本を読んだ感想は?
継続する難しさというのを、改めて気づけたのかなと思います。
Q.寮でしているトレーニングは?
体幹だったり、ストレッチを多めにやってます。
Q.それはどれくらい時間をかけている?
(普段の)練習からやるんですけど、さらに部屋に帰って暇だったらやるので、30分くらいです。
Q.開幕を待っているファンにメッセージを
今、こういう状況で開幕がまだ分からない状況なので(調整が)難しいんですけど、自分達も頑張るので楽しみに待ってて下さい。
宮城大弥 Miyagi Hiroya プロフィール
2001年8月25日生まれ 18歳
沖縄県出身 興南高〜オリックス(ドラフト1位・19年)
左投左打
身長171㎝/体重83㎏
ポジション:投手
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