日本野球機構(NPB)は25日、発出されていた緊急事態宣言の全面解除を受けて、2020年シーズンの開幕を6月19日とすると発表しました。併せて、当面の間は無観客開催となることも発表されました。

待ちに待った開幕日が決定

この2カ月間自主練習を続けてきたオリックスは京セラドームで全体練習を再開、紅白戦を実施しました。取材自粛要請も緩和し、報道陣にはマスクの着用、検温を義務づけて入場を許可。

メディアの入館も厳重にチェックします!

取材エリアはスタンド、記者席のみで、グラウンド、ダッグアウトはNGとなりました。また選手もベンチの人数を減らすためにダッグアウト横にあるカメラマン席を待機場所として使い、タイムリーなどでホームに還った選手はハイタッチならぬエアタッチで喜びを表すなど、密を避ける対策が取られる中での実戦となりました。

カメラマン席を選手控え場所に

カメラマンは客席から撮影

6イニング制で行われた紅白戦では、主砲・吉田正尚選手が2打席に立ちましたが2三振。
試合後「久しぶりで(実戦感覚には)まだまだ程遠いなという感じ」と振り返りました。それでも開幕日決定には「僕たちもそうですが、プロ野球を楽しみにしてくれていたファンの方々にとっても、本当に嬉しいことだと思います。少ない時間の中でいかに自分の状態を上げていけるかが大事になってきます。実戦を重ねながら調整していきたいと思います。」と喜びのコメントを発表しました。

吉田正尚 今日は2打数無安打

審判もマスク着用

タイムリー後は接触を避けるエアタッチ!

6月2日からは対外試合も予定。
開幕へ向け、選手・スタッフが一丸となって急ピッチで仕上げていきます。

吉田正尚選手 インタビュー



Q、2ヶ月ぶりの実践でしたが?
「久しぶりやなぁっていう感じで、まあチームメイト同士やったんで」

Q、試合の雰囲気や空気はどのように感じましたか?
「観客は入っていないんですけど、ユニホームを着て試合をするっていうのは、身が引き締まる思いでやっています。」

Q、これからは実戦で慣れていく?
「久しぶりの実戦でまだまだ程遠いなあという感じだったので、開幕までにしっかり逆算して合わせていければいいなと思います。」

Q、開幕を待つファンへメッセージ
「日本も(コロナ収束に向け)良い方向に向かっていると思うので、プロ野球全体も開幕へ向け動いていると思うので、僕らも良い準備をして、開幕した時に良いパフォーマンスができるように、皆さんの前で良いプレーができるように頑張りたいと思います。」

Q、開幕が決定しましたが
「開幕が6月19日に決まったことは、僕たちもそうですが、プロ野球を楽しみにしてくれていたファンの方々にとっても、本当に嬉しいことだと思います。6月2日から練習試合も始まるということですし、少ない時間の中でいかに自分の状態を上げていけるかが大事になってきます。実戦を重ねながら調整していきたいと思います。」

西村 徳文監督 インタビュー

「最初は無観客試合ということですが、日程が決まるということは、我々にとってはもちろんですが、ファンのみなさんにとっても、とてもいいことだと思います。“やっと始められる”“やっとファンのみなさんに見てもらえるんだ”そういう気持ちですね。しかし完全に終息したわけではないので、油断せずに気を引き締めて、そこへ向けて準備していかなければいけないと思います。」

山岡 泰輔投手 インタビュー

「開幕の日程が決まったということで、自分達はそこに向けてしっかりと調整していくだけですね。練習試合の日程も決まりましたし、しっかりと逆算して開幕に合わせていきたいと思います。ファンのみなさんの声援が聞こえない状態でのスタートとなりますが、テレビや映像で喜んで頂けるようなピッチングを見せたいです。ファンのみなさんには、プロ野球が開幕するその時を楽しみに待っていて欲しいと思います。」
 

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