阪神キャンプ第5クール3日日は、宜野座で横浜DeNAベイスターズとの練習試合が行われました。
ローテの柱・秋山拓巳投手が仕上がり順調!
先発は、昨季18試合に登板して11勝3敗・防御率2.89と阪神のローテーションを担った秋山拓巳投手。
注目のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明は2日前と同じく「3番・左翼」でスタメン出場しました。
先発の秋山は初回、DeNAドラフト2位ルーキーの牧にヒットを許したものの、残りの2イニングをパーフェクトピッチング。最速は140キロながらも多彩な変化球を駆使し、3回を1安打無失点。開幕に向けて文句のない仕上がりを見せました。
ドラ1佐藤輝明選手は第一打席、DeNA先発の阪口皓亮投手から11球粘り四球を選び出塁するも、続く第二打席では阪口の変化球をひっかけファーストゴロ。第三打席は、京山将弥投手の力強いストレートの前に空振り三振。惜しくもこの日はここで途中交代。初キャンプの疲れもあるのか、怪物佐藤の連続安打記録は8試合目で途切れてしまいました。
またこの日、ジュリー・サンズ外野手が「5番・一塁」で一軍戦では初めてのファーストで試合に臨みました。2度の守備機会も無難にさばき、打席では左中間を破るツーベースヒットを記録。新人佐藤の加入で激しい外野手争いが予想されるも、ファースト起用にさっそく応える活躍を見せました。昨季、阪神の得点圏打率トップを記録した頼もしい男がファーストで返ってきました!
試合は阪神が二回、ランナーを置き7番木浪が右中間を破るスリーベースヒットで先制するも、四回・先発秋山から変わった二番手小野がDeNAの4番佐野に今季チーム第一号となる3ランHRを打たれ逆転負けを喫しました。
若虎が悲鳴を上げる”デスノック”
試合後に行われたのが、宜野座キャンプ名物となりつつある”デスノック”。
井上広大選手、栄枝裕貴選手などの若虎が参加したデスノックでは、メイングラウンドでグローブを構えると、右へ左へと休む間もなくノックが打ち込まれ、およそ15分経ったときには井上広大選手が飛び込んだ際に左ひざを強打し、大事をとって練習をストップするアクシデントが発生するほどの容赦ない練習。
その中でも矢野監督が笑顔でノックバットを握り、悪魔のようなノックを打ち込んだのが、矢野監督の現役時代の背番号39を受け継いだ栄枝裕貴捕手。1時間後には背番号が見えなくなるほど真っ黒になったユニフォームでグラウンドに倒れ込む栄枝選手の姿がありました。
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