沖縄・宜野座で行われている阪神キャンプ第5クール2日目。
この日は中日との練習試合が行われ、昨シーズン最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した青柳晃洋(あおやぎ・こうよう)投手が対外試合初の先発マウンドに上がりました。「雨が降らず試合ができてよかった」と話す、“雨柳さん”こと青柳投手は最速148キロのストレートと多彩な変化球を織り交ぜ、2回を投げ1安打1失点(自責0)と好投を見せました。
試合後のインタビューでは「主とするスライダーやツーシームに頼らず試合をやろうと話していたので去年あんまり投げていなかったカーブや何年も投げていなかったチェンジアップを投げたりと、やりたかったことができたのでいい試合になった」と話していた青柳投手。今シーズンの意気込みについては「目標は優勝、ずっと開幕投手もやってみたいと言っているので開幕戦から勝ちを積んで優勝に貢献できるように頑張りたい」と語りました。自身初の優勝、そして開幕投手へ頼れる右腕がシーズンへ向け順調な仕上がりを見せています。
2番手でマウンドに上がったのはドラフト3位ルーキーの桐敷拓馬(きりしき・たくま)投手。対外試合デビュー戦で1回無失点の好投。打者3人を完璧に抑え、開幕1軍に向け大きくアピールしました。
野手では5番ライトで出場した佐藤輝明選手が同点タイムリーを含む2安打1打点の活躍。昨シーズン、球団新人最多HR記録を塗り替えた期待の大砲がプロ2年目のシーズン開幕に向けて、順調にアピールを続けています。
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