粉雪舞う寒空の下行われた宮崎・オリックスキャンプは第6クール2日目。
この日は昨日に続き千葉ロッテマリーンズとの練習試合が行われました。
試合ではプロ4年目の太田椋選手が5番DHでスタメン出場。今シーズンスタメン定着を目指して練習に取り組む太田選手は「オフの間からやってきたことが少しずつ形になってきてる」と話すように試合でも力を発揮します。
無安打で迎えた7回の第3打席、フルカウントからの6球目。インコースへのストレートをうまく捉えた打球は一直線にレフトスタンドへ。「厳しい球でしたけどうまく打てた。厳しいボールはファールでもいいぐらいの気持ちで入ったんですけど。しっかり内側を叩けたと思います。」と手応え十分のバッティングを披露。「オープン戦もまだまだ続くし、しっかりとアピールしてまずは開幕戦に出れるように、そしてレギュラー取れるように頑張ります。」と開幕スタメン、そして定着へ向けて、4年目の若き大砲候補がアピールを続けます!
さらにこの日は、テスト生としてキャンプに参加している元日本ハムの中村勝投手が、清武第2野球場で行われたJR九州との練習試合にテスト登板。
「たくさんの人に支えられて今日を迎えられたことを噛み締めて、悔いのないように投げた」と話すように、マウンド上から渾身の投球。ストレートと縦に大きく変化する球(カーブ)を織り交ぜた緩急のあるピッチングで相手の2番打者を翻弄すると、アマチュア相手ではあるものの3番、4番と相手のクリーンアップには気持ちのこもったストレートで2者連続三振。1回を投げ無安打無失点のパーフェクトピッチングを見せ合格へ向けて猛アピールしました。
「受身にならずバッターに対して攻めていけたのがよかった」と振り返るように、気迫あふれる投球で相手を圧倒。「まだ先がどうなるかわかりませんが、1日1日悔いのないようにやっていきたい」と結果を待つ間もNPB復帰に向けて日々の精進することを誓いました。
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