

5月26日、わかさスタジアム京都にて行われた伝統の一戦第2ラウンドは立命が最終回一挙5得点を挙げ、サヨナラ勝利を収めた。打線は好機で1本が出ず、わずか1点しか奪えないまま迎えた最終回。先頭井上(産3)の安打を皮切りにチャンスを広げ、奈良龍(文4)の内野ゴロ、大本(文3)の適時打で2点を返す。さらにチャンスは広がり、押し出しで1点差とすると、続く代打榮枝(文2)のサヨナラ適時打で試合を決めた。
投手陣は、先発の坂本(文3)が4回4失点で降板するも、後を受けた糸井(産3)、小橋(産4)、有村(文2)の好リリーフで相手打線を1点に抑え、チームに流れをもたらした。有村は1回無失点の好投で、リーグ戦初勝利を手にした。(福井大祐)
同志社 002 200 100=5
立命 000 001 005x=6
勝 有村(1勝)
負 福島孝(2勝4敗)
二塁打 三宅(立命)、松本・西林(同志社)
〈後藤監督のコメント〉
(最終回の場面について)福島投手は力んでボール球が多かった。ボールを選べる中本でチャンスを広げて、榮枝で勝負と思っていたので思惑通りになった。中継ぎの投手が最少失点で抑えて、最終回1番の井上からチャンスを広げられたのが良かったと思う。(今年のチームについて)ノリが良くて、今日みたいに1イニングで大量得点できるところがおもしろいと思う。主将の辰己はチームをよくまとめてくれて、走塁でも手を抜かずにやってくれている。(全日本選手権へ向けて)全国大会だからといってよそいきの野球をするのではなく、自分たちの野球ができるようにやっていきたい。
〈辰己主将のコメント〉
ピンチの場面でも雰囲気が良く、最後までみんな諦めていなかった。リーグ戦を完全優勝で終えることができたのは本当に良かったと思う。(今年のチームについて)スタンドも含めチーム全体で声を出せていて、1試合ごとに強くなっている。そこが優勝できた要因だと思っている。(個人タイトルについて)首位打者は後輩に獲ってほしかった。最優秀選手賞は獲りたいと思っていたので、本当に嬉しい。
〈榮枝選手のコメント〉
(最終回の打席について)監督からは「球が荒れているから好きな所だけ打っていけ」と言われて、気が楽になりました。前の打者に対してはストレートが多かったので、ストレートに絞っていた。今日は親も見に来ていたので、結果が出て本当に良かった。(全日本選手権へ向けて)自分にもチャンスがあればものにして、優勝を狙っていきたい。
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