今日から始まった親善試合女子車いすバスケットボール大阪大会、通称大阪カップ。
パラリンピックで花形競技と言われる車いすバスケの国際試合を見られるとあって、会場には招待された小中学生が多く駆け付けスタンドを埋め尽くしていました。
日本の初戦相手は2018年の世界選手権銀メダルのイギリス。ヨーロッパを代表する強豪国です。この大阪カップの前哨戦として10日に行われた練習試合では25-67で敗れた日本は、本大会で一矢報いたいところ。
第1Qでイギリスに先制点を挙げ得られた日本は、シュートの精度に苦しみ、得点を重ねることができません。しかし第2Qで一時は逆転に成功するなど、徐々にペースをつかんだ日本は18-24で前半を折り返します。
後半に入り、一進一退の攻防となったこの試合。日本はキャプテン藤井郁美、7土田真由美を中心に得点を重ねますが、44-49の5点差でイギリスに敗戦。立ち上がりの得点力に苦しんだ差で敗れることとなりました。
日本 44-49 イギリス
1st 6-11
2nd 12-13
3rd 11-10
4th 15-15
この試合のノーカット映像はこちら https://ytv-athlete.jp/lives/9427
あすリートチャンネルでは国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会2日目もLIVE配信いたします!
11:00〜イギリスvsカナダ https://ytv-athlete.jp/lives/10592
14:00〜日本vsイギリス https://ytv-athlete.jp/lives/9429
日本代表の熱い戦いに声援を送りましょう!
岩佐義明 IWASA Yoshiaki ヘッドコーチ インタビュー
Q.イギリス戦を振り返って
5点差というより前半の入りというか、ゲーム展開の中でも、前半のオフェンスの入りが悪くて、でもディフェンスが機能していたので、ディフェンスで頑張ろうとなんとか前半しのいで・・・正直勝ちたかったゲームですね。
Q.ディフェンスで良かった点は?
むこうの4点の選手2人を、ジャンプアップで一人を決めて、ボールでキープしながら、7番のフリーマンがいますので、プレッシャーディフェンスを心がけて、そこからパスコースを塞ぎながら、二人の選手を集中して守らせたというディフェンスです。
Q.今大会の目標は?
カナダと同じような速いチームでもありますので、もう一回ディフェンスを確認して走りきって勝ちたいと思います。
#18 北田千尋 KITADA Chihiro インタビュー
Q.イギリス戦を振り返って
相手が主力を温存した形で出て、こっちとしてはもうちょっとシュートを決めて最初からいいリズムを作りたかったですが、向こうも入っていなかったので、トントンで、出だしを行けたことが良かったと思いますが、向こうがメンバーチェンジして7番と10番が入ってきたときに、どうしてもインサイドをやられてしまうので、次のカナダはビッグマンが同じようにいるので、そこを修正してペイントを守り切れるように頑張りたい。
Q.具体的な収穫は?
浦安の大会で自分たちの悪いところが全部出てしまって、代表で過去最低の内容の試合をしてしまったところから、全員が試合後は雰囲気も暗かったんですけど。大阪に移動して、練習して、学校体験に行ってと切り替えて、選手ミーティングしたりしてチームがまとまって、自分たちのゲーム、合格ラインを皆さんに見せられたことが一番の収穫だと思います。
Q.会場の雰囲気は?
お客さんに見てもらえるということで、一つ一つのプレーに責任感を感じてやることができるのですごくありがたい。
Q.今大会の目標は?
世界選手権2位のイギリスと5位のカナダと格上になりますが、チャンスがあれば勝ちたいというのがありますし、最低でも今日のような一桁の点差で終わらないと東京パラリンピックの銅メダルというのは見えてこないので、そこはしっかりと拘ってやっていきたいと思います。
#10 萩野真世 HAGINO Mayo インタビュー
Q.イギリス戦を振り返って
自分たちのシュートを決めていれば勝ちきれた試合かと思うので、立ち上がりにそれができなかったこと。立ち上がりに自分たちのペースにできれば良かったと思います。
Q.具体的な収穫は?
先日、千葉でイギリスの試合をしたところから、ディフェンス面では修正できたと思うので、そこは自分たちに収穫になったかと思います。
Q.チームの雰囲気は?
ここが初戦なので、もっともっとチーム力を上げて、いい雰囲気でこれから勝ちを求めて行けたらいいと思います。
Q.今大会の目標は?
優勝を目指して1個1個勝ち上がることを目指しているんですけど、一戦一戦自分たちの今できることをやっていければいいかと思います。
#15 網本麻里 AMIMOTO Mari インタビュー
Q.イギリス戦を振り返って
浦安の時は自分たちの力を100%出しきれなかったんですけど、今日はほぼ出しきれたかなというのがこの点差かなと思います。
Q.どういったところが良かった?
ディフェンスが修正できて良くなっていたかと思います。
Q.オフェンスの良かったところは?
切り替えの速いトランジションバスケだったりとか、シュートも迷わずみんながしっかり打てていたというのも、点数が積み重ねていけたところかと思います。
Q.自身も多くの得点を決めていましたが?
自分もそれができたからいいプレーが何度か出せたかなと思います。
Q.この大会の目標は?
合宿であったり、試合を積み重ねてきた中で、自分たちが今までやってきたことであったりとか、修正したりとか、積み重ねて行くと思うので、そこにこだわって自分たちがもっとできるように精度を上げていきたいと思います。
Q.声援は聞こえていましたか?
聞こえていました。みんな応援してくれているということを感じられたし、それに応えられるように自分たちらしいプレーを出したいと思いました。
Q.東京パラリンピックに向けて
チームとして一致団結して、銅メダルを目指したいと思います。
#12 藤本郁美 FUJIMOTO Ikumi インタビュー
Q.イギリス戦を振り返って
ディフェンスは自分たちがやりたいことができていたので、手応えがすごくあった試合でした。
Q.具体的な収穫は?
ジャンプのリードだったり、指示は色々とあったんですけど、中の5人が連携してディフェンスができたというのが収穫です。
Q.チームでどんなことを話しした?
常にゴール前にはジャンプしていったものを、ある程度背の高い選手に集中してジャンプするという形で、ディフェンスのリードを変えたのがあります。
Q.気持ちの入ったプレーに見えたが?
練習試合の内容のような試合はやってはいけないと各々反省して、しっかりと挑みました。
Q.会場の雰囲気は?
いつも大阪カップはたくさんの学生とボランティアの方々がいらっしゃって応援してくれるのでとても力になります。
Q.今大会の目標は?
世界選手権2位のイギリス、5位のカナダに食らいついて、しっかりと東京に向けてステップアップできるように頑張りたいと思います。
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