2月15日、丸善インテックアリーナ大阪で国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会、通称大阪カップ2日目が行われました。
日本、イギリス、カナダの3か国で2回総当たりで争うこの大会。
昨日、2018年の世界選手権2位のイギリスに5点差での惜敗を喫した日本は、まずは1勝を掴むために気持ちを切り替えての2度目のイギリス戦に挑みました。
昨日の試合ではディフェンス面での評価は得たものの、立ち上がりの攻撃に課題があった日本は、4番の柳本あまねをスタメンに起用、積極的にシュートを打っていくという指示の下、狙い通りインサイドでのプレーから得点を重ねます。
第3Qを終えて3点差に食らいついた日本。このまま逆転なるかと思われた第4Qでしたが、強豪イギリスの勢いを止めることができず、終わってみれば56-73。課題の残る一戦となりました。
日本 56-73 イギリス
1st 18-20
2nd 11-17
3rd 17-12
4th 10-24
この試合のノーカット映像はこちら https://ytv-athlete.jp/lives/9429
明日の最終日は、世界選手権5位のカナダと対戦。昨日、43-63で敗れているカナダに一矢報いることができるのか?
日本代表選手の必死に戦う姿に、会場で声援を送りましょう!
あすリートチャンネルでは、明日も全試合ライブ配信いたします!
10:30〜カナダvsイギリス https://ytv-athlete.jp/lives/9430
13:30〜日本vsカナダ https://ytv-athlete.jp/lives/10603
岩佐義明 IWASA Yoshiaki ヘッドコーチ インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
昨日の敗戦を踏まえて立て直していこうとはしたんですが、あまりにもなんか前のゲームのカナダvsイギリス戦が結構な差だったので、(イギリスも)立て直してくるだろうなって思ってきたんですが、やっぱりその通りオフェンスを立て直してきていた。前半のクウォーターのディフェンスは機能してたんですが、しっかりヘルプも回っておりましたし、その辺はよかったと思うんですが、後半ちょっとやっぱりディフェンスも向こうも修正してきたってことで中々ディフェンスが73点っていうのはちょっとディフェンスで防げなかったのが課題だと思います。
Q.試合の入りでのオフェンスの評価は?
昨日も確かに入りが悪いっていうか、お互いにシュートが入ってないっていう状況だったんですが、そういった流れでなくシュートを決めたかったっていうのが正直ゲームの入りの部分でしかかったんですが、今日も逆に向こうからの得点ということできたんですけども、途中のプレス、ディフェンスっていうのは明日のことも考えながらプレスをどこまで対応できるかっていうところで世界ランキング2位のイギリス戦で試したかったっていうのが、走り負けないようにプレスがどこまで成功するかっていうことが今日のテーマといいますか課題だったんですが、明日のことも踏まえながらプレスディフェンスをしっかりやっていってオフェンスの回数を増やしていこうっていうことが今日の課題だったんですが、ある程度プレスに関しては、ある程度満足できるような出来だったんじゃないかと思います。
Q.第4クォータ―で点差をつけられたが?
選手の使い方というよりも、ディフェンスで途中でタイムアウトを早めにとってしまったんですが、最低1回残しておきたいこともあったんですが、終盤で切りたかったんですが何回も得点を取れなくて、ハーフコートディフェンスになってでもタフショットを決められてる場面がありましたよね。あれをなんとか防がないといけないんです。そこの差だと思うんですが、やっぱりあのクォーターの差はあそこでの一回ディフェンスは修正して乗り切って、そしてオフェンスにもっていくことをやりたかったんですが、私の判断ミスもありました。
北田千尋 Kitada Chihiro インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
初日に5点差のゲームをして、相手の主力メンバーがプレイタイム少ない中で5点差だったので、今日はもうちょっといい勝負をして勝ちにいけたらというのを試合前のミーティングで話してたんですが、(点差を)離されたときもついていって第4スタート時で3点差までいけたっていうのは大きかったんですけど、そこからコミュニケーションでミスしてバスケットカウントを私自身が相手に与えてしまって自分も4つファールをやってしまって、あそこで相手に流れを引き渡してしまったかなっていうのが、ものすごく反省してます。
Q.昨日の敗戦からチームで何か話した?
やっぱりインサイドを取られてしまうと誰がいってもミスマッチになって簡単にゴールサイドで打たれてしまうので、そこはジャンプアップをする選手の指示があったとしてもペイント優先で判断して2対2のディフェンスで守り切ろうっていうのをしてたんですが、出だしはすごくいいディフェンスができたんじゃないかなと思います。攻撃の方も積極的にシュートを打てっていうのを言われていたんですが、みんな積極的打っていたし崩せるとこから崩して柳本選手のロールインで3本連続あったように上手くいっていることを継続できたっていうのはすごい収穫だと思います。
Q.第4クォータ―で点差をつけられたが?
第4クォーターで相手がミスマッチなところをついてきたり、強い相手のハイポインターがどんどんゴールにアタックしてくることころで、私たちはプレスにいくっていう選択をしたんですけど、そこで強くプレスにいってはいたんですけど、最終的に相手の強いハイポインターにゴールに近づかれたのでそこでプレスを続けるのか、引くのかっていうのを中で判断してもよかったと思いますし、みんなで向こうのハイポインターをカバーするというようなディフェンスをもっと声をかけてコミュニケーションをとってやっていければ、3点の流れっていうのは変えることができたと思います。
柳本あまね Yanagimoto Amane インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
悔しいっていうのが今1番なんですけど、勝てた試合というか追いついていいところまでいけただろうと思っていたんですけど第4ピリオドで本当に崩れてしまって後半が私たちの課題だったのが、昨日よりはよかったんですけどやっぱりまだ課題なんだなっていうのを痛感した試合でした。
Q.スタメンで試合に出ていたが?
自分の中ではこの試合は絶対に勝ちたいていう思い以外はブレそうだったので、それだけに統一してやったんですけど指示としては走ってチャンスがあったらシュートを打ってこいよっていうのは言われてました。
Q.今日の試合でできたこと、できなかったことは?
もっとチャンス、アウトサイドもチャンスがあっただろうに味方にパスを回してしまうシーンがあったのでそこはちょっと反省というか次は打てたらよりいい、コーチの指示通りにいけたのかなとは思います。でもインサイドのシュートは打てていたので、それはよかったのかなと思います。
清水千浪 Shimizu Chinami インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
昨日やったときと比べて、勝ち切るというところまでいかなかったので第3クォーターまでは自分たちのプレーでディフェンスもオフェンスもできたんですけど、最後の最後の詰めの甘さが日本の弱いところだなっていうのを実感しました。
Q.試合の入りに関しては?
シュートタッチだったりとか、そういうところをみんなよくするようにアップの内容とか順番を選手で話したりコーチに相談をして変えて入ったので、入りのオフェンスっていうのはよかったと思います。ただ、向こうのメンバーも主力が出てなかったりしたので、そういうところをしっかり突いて自分たちでシュートを入れられたのもよかったのかなと思います。
Q.明日のカナダ戦に向けて
自分たちの走るプレーで勝ちに拘っていきたいなと思います。
網本麻里 Amimoto Mari インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
自分たちがやろうとしていたことを40分間出し切れなかったというのが、反省点かなと思います。
Q.具体的にやろうとしていたことは?
ディフェンスは基本的に守りなんですけど、プレッシャーの強い攻めのディフェンスを意識できたことと、やっぱりシュートというか得点を多く決められる選手は何番の選手をみんなで意識しようということをできていたかなと思うのでその点はよかったかなと思います。
Q.明日のカナダ戦に向けて
すごいトランディションの速いチームだと思うし、日本とちょっとプレースタイルも似たところが結構あると思うのでそれに走り負けないように勝って終わりたいなと思います。
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