

上山友裕 Ueyama Tomohiro 28歳
パラアーチェリ―日本代表
出身:大阪府東大阪市
生年月日:1987年8月28日
所属:三菱電機
風を読み、70メートル先の的を射抜く。プレッシャーに負けない精神力と集中力が求められるアーチェリー競技。
上山友裕選手は大学卒業後、突然の病により両足マヒの障害を持つことになりました。健常者から障害者へと自らの置かれた状況を受け止め、持ち前の明るさと努力で克服。世界で戦えるトップアーチャーへと上り詰めました。
目標はリオ・パラリンピックに出場、そして、その先の東京パラリンピックで金メダル。
パラ・アーチェリー界を牽引するニューヒーローに迫ります。
日本を代表するトップパラアーチャー
1960年の第1回ローマパラリンピック大会から正式競技として行われてきたパラアーチェリ―。車いすに乗り70m先の的を射抜くパラアーチャーとして日本でトップクラスの実力を持つ上山友裕選手。
国内大会では常に上位の成績を残し、2015年にはアメリカで行われたAAEアリゾナカップ・パラの部で、日本代表として自身初の国際大会で優勝を果たしました。
アーチェリーとの出会い
上山選手がアーチェリーと出会ったのは、同志社大学に入学した時。友人と一緒に訪ねたアーチェリー部の体験入部が大きなきっかけとなりました。
そのままアーチェリー部に入部した上山選手は、アーチェリー部員としてごく普通の成績を残し、ごく普通の大学生としてのキャンパスライフを過ごしました。
そして大学を卒業後、地元の食品会社に就職すると、社会人はゴルフだ!とゴルフに打ち込み始めたときに、職場の同僚からアーチェリー同好会の誘いを受け、趣味で競技を続けることになりました。
パラリンピックを目指してみないか?
その社会人1年目の冬。突然始まった両足のマヒ。
最初は足が上がらなくて、地面に擦りながら歩いていたが、症状は徐々にひどくなり、今では松葉づえがなくては歩けない状態になりました。
そんな時、アーチェリー仲間から言われた「パラリンピックを目指してみないか?」。
この一言が上山選手の人生の大きな転機となりました。
弓を立って引くか、車いすに座って引くか、自分の中で違いはない。
70m先の的を射抜く、ルールも得点表記もすべて一緒のこの競技に可能性を感じ、パラアーチェリー選手として競技をスタートしました。
ところが、実際に車いすに乗って弓を引いた時に、体の使い方に大きな壁を感じました。
上半身の力不足を克服するため、通常の70mの距離での練習に加え、自宅ガレージを改造した練習場で、毎日、数百本の矢を打ち込みました。
夢のパラリンピックへ挑戦!
同志社大学時代に上山選手を指導していた道永宏監督は、モントリオールオリンピックの銀メダリスト。
「オリンピックとか世界大会になりますと、みんなが見ている前で一人で打つんです。心、精神、プレッシャーを自分のものにできる選手が強い選手だと思います」と、パラリンピックを目指す上山選手にアドバイスを送ります。
「今の目標は東京パラリンピックでメダルを取ること。金メダルを取ることなんですけど、やっぱりリオに出て東京に出るって、しっかりと踏んでいかないと東京の時に有終の美を飾れないと思う」と語る上山選手
2020年の東京パラリンピックで金メダルを取るために、まずは目の前のリオパラリンピック出場に照準を合わせています!
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