【ラグビー】“日本代表の仕事人”が怪我を乗り越えトップリーグに帰ってきた! ヴィンピー・ファンデルヴァルト「チームに勢いを与えたい」
2020年02月14日 / ラグビー
2020年02月14日 / ラグビー
NTTドコモレッドハリケーンズに所属する日本代表のヴィンピー・ファンデルヴァルト選手が2月15日(土)に行われるトップリーグ第5節vsヤマハ戦に向けて最終調整を行いました。
ヴィンピー選手は、昨年のW杯日本大会で全4試合に出場。強みである激しいコンタクトと豊富な運動量で日本史上初のベスト8進出へ大きく貢献しました。
そんな中、自身はW杯前に痛めていた股関節をかばいながらプレー、一度しかないチャンスを物にする思いで痛み止めを飲みながら試合に強行出場していました。
しかし、体へのダメージも大きくW杯大会後には手術を行うことに。南アフリカで手術を行い懸命なリハビリとチームのサポートも得て、明日のトップリーグで約4ヶ月ぶりの実戦復帰を果たします!
通訳:藤田タリグ洋一
Q:自身初となるW杯の舞台はどうでしたか?
A:良い経験でした。会場も満員で素晴らしい雰囲気でした。
Q:印象に残っている試合は?
A:開幕戦(vsロシア戦)です。W杯の開幕戦は人生で1回あるかないかの経験なので印象に残っています。
Q:W杯を終えて、環境は変わりましたか?
A:W杯後、母国の南アフリカへ帰りましたがその時に皆から「おめでとう」と祝福の言葉をもらって世界中から愛されているチームだなと改めて実感しました。
Q:現在のご自身の怪我の状況は?
A:復帰した週なので自信はなかったが、練習が始まると走れて自信を取り戻すことができたので今の調子はとても良いです。
Q:トップリーグで見て欲しいプレーは?
A:僕は体をぶつける事が大好きなので、タックルであったり、ボールをもったアタックを見てもらいたいですし、その中でもビックタックルを決めたいと思っています。ヤマハという格上相手にそのようなプレーをして、少しでもチームの勝利に貢献できればと思っています。
Q:明日のヤマハ戦に向けてー
A:ヤマハはトップリーグに来て僕自身初めて試合する相手ですし、日本代表でともにプレーしていた選手が多く在籍しているので楽しみです。チームに勢いを与えられるプレーをしたいです。
Q:応援してくれるファンへメッセージ
A:トップリーグ開幕から数試合は怪我で出る事ができなかったので申し訳ないです。ただ、リハビリも一生懸命頑張ってきて力強く復帰できたので、スタジアムで試合観戦してもらえたら嬉しいです。応援よろしくお願いします!
1989年1月6日生 31歳
南アフリカ出身
身長188cm 体重106kg
キングス(スーパーラグビー)〜NTTドコモレッドハリケーンズ
2019 W杯 日本代表 16キャップ
ポジション:ロック、フランカー
(2019年6月放送 当時30歳)
南アフリカから日本へやってきたヴィンピー選手。
2017年に日本代表へ初選出されると、「日本人よりも泥臭い」といわれる程のプレーで主軸選手になりました。
南アフリカ出身選手としては、初めての日本代表選手であり甘いマスクと鍛え抜かれた肉体からラグビー界のレオナルド・ディカプリオとの呼び声もあるイケメン選手です。
一緒に来日してきた彼女には2年前になんと大阪の観覧車でプロポーズしたというエピソードも。