【ラグビー】パナソニックが開幕6連勝! "花園の申し子"竹山晃暉が2トライ!

パナソニックワイルドナイツ 40―3 NTTドコモレッドハリケーンズ

2月22日 トップリーグ第6節:東大阪市花園ラグビー場 観客 18,056人 天候 雨のち晴れ/弱風

観客18056人 お目当ては人気者ガッキー?(パナソニック稲垣)

“笑わない男”はリザーブで出場


ルーキー竹山晃暉が聖地花園の主役に!

トップリーグ第6節。ここまで開幕5連勝と全勝を守っている首位パナソニックが“聖地”花園に初見参。
あいにくの雨模様となりますが、1万8千人を超える観客が詰め掛けました。
雨中という事もあって試合序盤はミスが目立ったパナソニック。
ノックオンやキャッチミスで前半5分には相手に先制のPGを許す展開となります。
それでもフォワード陣が奮起し逆転に成功すると前半33分、この試合センターに入った日本代表の松田力也が相手のパスコースを読み切り、インターセプトしてトライ。
終始主導権を握ったパナソニックが21-3で前半を折り返します。
後半に入ると、帝京大学で松田の2年後輩、ルーキーの竹山晃暉(左ウィング)が存在感を見せます。
まず後半2分、竹山がカウンターで駆け上がりゴール前に絶妙なキックパス。
フルバックの野口が押さえ、トライを演出。
さらに、試合終了間際には竹山自身が立て続けに2トライ!
派手なダイビングポーズで観客を沸かせます。
竹山はこれで5試合連続トライ、チームも開幕6連勝を飾りました。

帝京大学の先輩後輩コンビ、左 松田力也⑫と右 竹山晃暉⑪

前半33分、松田力也がトライ

後半開始早々に竹山が攻めこみ、絶妙のキックパス

フルバック野口竜司⑮のトライを演出

後半26分にトライ、このあと終了間際に2つめのトライを奪う。


マン・オブ・ザ・マッチに輝いた竹山は奈良の御所実業出身。
高校3年時に出場した高校ラグビーで10トライを挙げる活躍を見せた"花園の申し子"
大学の先輩松田も『花園と言えば竹山の場所。トライを取りきる嗅覚を持っている』とルーキーの活躍に満足顔。
福岡堅樹というチームの大黒柱が7人制挑戦で抜けた今、若武者に期待が集まります。
大学以来3年ぶりの花園で大暴れした竹山選手に試合後単独インタビューをしました。

竹山晃暉 単独インタビュー

竹山は5試合連続トライ、今日も2トライでマン・オブ・ザ・マッチに選出

Q、今日の試合を振り返って

「最初、雨が降って悪いコンディションの中で、どういう風に個人としてもチームとしても戦うかが重要だと思ってました。今シーズン初めての雨だったので、ボールの滑る感覚であったり、普段と違うのはグラウンドの芝生が長かったので、そういうところを予測してなかった部分もあって、前半は自分たちのミスで点を取れない時間もあったんですけど、後半はそれを立て直して自分たちがやる部分を明確にできて、後半にトライを取れるシーンが多かったのかなと思います。個人としてはマン・オブ・ザ・マッチを頂きましたけど、細かい部分でミスがたくさんあったので、この賞を頂いたことは光栄なんですけど、トータルで見たときに自分の良いプレーは少なかったんじゃないかなと思っています」

Q、前半より後半の方が竹山選手らしさが出てましたね

「チームとしても前半より後半の方がボールが動いてくるので、前半はできるだけ我慢をしながらどこでトライを取れるかっていうチャンスを狙って、後半にそれができたらっていうのが自分のスタンスなんで、それが今日はできたかなと思います」

Q,後半、野口選手へのキックパスからトライが生まれましたが

「あれは自分で行くより、(野口)竜司さんが見えたので、蹴って取りに行ってもらおうっていうキックで、もしこぼれたら自分が後ろから(トライしよう)と思っていたので、竜司さんと意思疎通ができて飛び込んでくれたので良かったと思います」

Q、自分の2つのトライについては

「ごっつあん(トライ)です(笑)僕は何もしてないですけど。でも、最後まで取りきるというのはトップリーグで大切にしたいなと思っているので、最後までトライを取れたのはチームのみんながパスを繋いでくれたおかげかなと思っています」

「花園が少しずつ小さく見えてきました」

Q、今日は花園での試合でしたが

「久しぶりでしたね。試合中に松田(力也)さんから『お前は花園から生まれたしな』みたいなことをずっと言われたんですけど、初めて(花園の)グラウンドに立ったのは中学3年生ですね。そこから色んな経験させてもらって、今日もここでプレーさせてもらって、花園が少し小さく見えたというか、高校で花園に出た時より大学で出た時の方が少し狭く見えたし、それが年齢が上がっていく度に自分も成長できているのかという実感があるんですけど、まだまだ満足することなく自分の改善すべきことに向き合っていきたいなと思っています」

Q,次は代表のジャージを着て花園で見たいですね

「たくさんの方に『桜のジャージ』って言っていただけて、自分もそれをプレッシャーに変えて毎日練習してるんですけど、まだまだ至らない点も多くありますし、フィジカルの部分もそうですし、どうしても福岡(堅樹)さんと比較される部分は出てくると思うんですけど、そこは自分らしさを出して、自分のカラーを大事にしたいと思います」

Profile 竹山晃暉 Koki Takeyama



1996年9月25日 生まれ 23歳
出身地 奈良県
身長/体重 175cm/87kg
ポジション ウィング/フルバック
御所実業高~帝京大~パナソニック
父は元力士の『星鶴王』