【ラグビー】トップチャレンジリーグ開幕 近鉄ライナーズが大量12トライ70得点、ホーム花園で快勝!

ラグビー トップチャレンジリーグ 第1節 2月14日 東大阪市花園ラグビー場
近鉄ライナーズ 70-33 清水建設ブルーシャークス(無観客試合)

トップリーグより一週間早く無観客試合で開幕

予定より一ヶ月遅れて2月13日、トップチャレンジリーグ(トップリーグの下部リーグ)が開幕、3試合が開催されました。
14日、リーグ連覇を狙う近鉄ライナーズは本拠地である東大阪市花園ラグビー場で、清水建設ブルーシャークスと対戦しました。

ワールドカップ4度出場のレジェンド トンプソンルーク現役最後のシーズンとして注目を集めた昨シーズンは6戦無敗と圧倒的な強さを見せた近鉄ライナーズ、
短縮日程となった今シーズンはトップチャレンジを首位通過し上位のトップリーグとのプレイオフに進出、来年2022年から始まる新リーグ一部入りすることが目標です。

開幕戦はワールドカップの舞台となった聖地 花園ラグビー場


緊急事態宣言発令中で無観客試合 応援団の姿はありません。

大量12トライもミスが目立ち点差以上に苦戦

ミッションを遂行するため、初戦から勢いをつけたい近鉄でしたが、前半は思わぬ苦戦を強いられます。
有水ヘッドコーチが「清水建設のプレッシャーで自分たちのリズムが作れなかった」と語るように、反則から連続トライを奪われ、一時は24対19とワントライ差まで詰められます。
そのまま終了かと思われた前半ロスタイム、元豪州代表のSOクエイド・クーパーのキックを起点にボールをつなげ、同じく豪州代表として2019年ワールドカップに出場したSHウィル・ゲニアが飛び込みトライ、清水建設を突き放します。
「ワールドクラスの選手たちにしか出来ないこの試合ベストトライでした。」(元日本代表、近鉄ライナーズアンバサダー タウファ統悦氏)

前半ロスタイム、クーパー、ジョシュア・ノーラとつないでゲニアがトライ


後半、近鉄は連続4トライを含む大量7トライ。
ルーキーでスタメンに抜擢された立命館大出身のウイング片岡涼亮(23)、同じく立命大出身、途中出場のルーキー吉本 匠(23)、フルバックの南藤辰馬(30)、ジョシュア・ノーラ(24)らが次々とトライを奪い、70対33と清水建設を圧倒。
無観客試合でファンの歓声はなかったももの、ホーム花園の初戦を白星で飾りました。

立命館大学出身の1年目 ウイングの片岡涼亮 スタメン出場で2トライ

途中出場の吉本 匠も後半独走トライを奪う。

この試合3トライのジョシュア・ノーラ
終わってみれば70-33の大差で圧勝

大学日本一となった天理大フィフィタも観戦、卒業後は近鉄ライナーズ入り。

「チームの目標はトップリーグとのプレイオフでベスト8に入ることです」

近鉄ライナーズのアンバサダー タウファ統悦氏(元日本代表フォワード)はスタンドで開幕戦を見守りました。
     


「開幕戦としては合格とは言えない。点を見れば大差で勝ったと思われるんですけど、我々の目指すところはトップリーグのチームと戦うことなので、(このトップチャレンジでは)80分間、スキを見せずに相手を圧倒する安定感を見せて欲しかった。
ミスが相手のトライにつながったが、選手が一番わかっていると思うので次に活かして欲しい。チームの目標はトップリーグとのプレイオフでベスト8に入ることです。
せっかくワールドカップでラグビー人気が盛り上がったところにコロナの影響で無観客試合。残念ですけど、ライナーズはこれからもっと強くなると思います。観戦が可能になったらぜひ会場へ足を運んで生で応援して欲しいですね」


タウファ統悦(とうえつ)プロフィール
1980年10月8日生 40歳 
トンガ出身 東大阪在住
トゥポウカレッジ〜日本大学〜近鉄ライナーズ
現役時代のポジションはFW(ナンバーエイト、フランカー)
元日本代表 22キャップ 2011年ワールドカップ出場
2016年9月 トップリーグ100試合出場を達成
2019年ワールドカップで母国トンガのリエゾン(現地マネージャー)を務めた。
現在はチームスタッフ アンバサダー、大阪学院大学テクニカルコーチ

*トップチャレンジリーグ(TCL) は2019年度の順位に基づいて2組にグループ分けされ、各組の総当たり戦の後に順位決定戦が行われる。上位4チームはトップリーグのプレーオフトーナメントへの出場権を獲得する。