【ラグビー情報】花園ラグビー場、大規模リニューアル! 資料館もスタンドもロッカーも、週ひがは全部見せます!
2018年10月08日 / ラグビー
2018年10月08日 / ラグビー
《あすリートチャンネルytv×rtv は2019年ワールドカップ大阪開催に向け、地元のラグビー情報を充実させたい!と
東大阪のエリア情報を発信するメディア週刊ひがしおおさかより記事を提供していただけることになりました。
ワールドカップ関連、近鉄ライナーズ、関西大学ラグビー関連の豊富な写真や楽しい記事をぜひご覧下さい!》
週刊ひがしおおさか、略して 週ひが さんの提供記事、
第一弾はワールドカップの舞台 花園ラグビー場リニューアルのレポートです。
(一般公開は10月14日(日)10時から 東大阪花園ラグビー場まで)
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2019年のラグビーワールドカップ日本大会(RWC)花園の開催に向け、リニューアルした東大阪市花園ラグビー場。
総工費72億6000万円をかけ、2017年2月からの改修工事の末、今年9月に完成しました。
9月20日(木)にはメディア向けの内覧会が行われ、10月から関係者・一般にも順次公開されていきます。
メディアの端くれとして、週刊ひがしおおさかも新しくなった花園の様子を一足早くレポート!
気になる改修箇所を、一気にお見せします。 by 野口美保(週刊ひがしおおさか)
■外観
一番わかりやすい変化は、外観のフォームチェンジ。工事の頃から花園に訪れた人を驚かせてきました。
格子状にデザインされた壁に、赤字で「HANAZONO RUGBY STADIUM」。
また、ゲート前には大会日数カウントボードが設置。RWC公式マスコットのレンジーと、トライくんがそろってお目見え。
■正面入口
メイングラウンドへの正面入場ゲートを抜けると、エントランスが広がります。
ゲート前方にラグビー資料館、右手に総合案内所。以前よりも開放感があり、多目的に使えそう。
■ラグビー資料館
「これはもう、改修工事のメイン事業や」とミホロボット記者が涙ながらに語ったのは、ラグビー資料館の改修。
改修工事のおまけ的に、こっちもリニューアルか…とのんきに構えていたら、ところがどっこい。
花園の歴史や貴重な資料を観戦の合間に楽しんでもらう「資料館」が、今風の体験型ミュージアムに変貌していました。
そして全ラグビーファンが感涙必至なのは、近鉄ライナーズへのリスペクト。
壁面にライナーズの選手が登場し、館内を盛り上げてくれるのです。
ファーストジャージ展示の周辺には日本選手権優勝時の寄せ書きや、2015年のRWCでトンプソンルーク選手が着用した日本代表ジャージも展示。
さらに、今話題のVR(バーチャルリアリティ)体験もライナーズ一色。
専用眼鏡を装着すると、選手とラグビー体験ができるのです。
VRのプログラムは、オフェンスとディフェンスの2種類。
憧れのあの選手と対決できるなんて、夢のようじゃないですか。
「この時代に生まれてよかった。もう思い残すことはありません。いつ死んでも良いっていうくらい感動しました。」
と、遺言を残し資料館を後にするミホロボット記者。
もう一度言いますが、全ライナーズファン、いや全ラグビーファンなら涙なしには見ることができない現代型ミュージアムです。
■スタンド(第1グラウンド)
さあ、ここからがさらなる見どころ。第1グラウンドのスタンドです。
収容人数は26,544人(9月20日時点)。座席の改修と大型映像装置、照明設備が新設され、
ナイトゲームも可能になりました。ぐるりと見渡してみましょう。
一番のリニューアルは北スタンド。
もとは屋根のあるコンクリートの平地でしたが、座席と大型ビジョンが新設されました。
ゴールポストもRWCの基準に合わせ、13mから17mへと変更。
スタンド下には、多目的に使用できる「2019TMルーム」と大阪大学がラグビー検証のために使用する部屋が新設されました。
以前、トンガ代表のトウタイ ケフHC(ヘッドコーチ)が絶賛した真っ赤な座席も公開。
今まではベンチや立ち見席、こたつ席など様々なタイプのシートがありましたが、改修後は全席セパレートタイプに変更。
■2019ロッカー
メインスタンド1F、選手が使用する旧「国際ロッカー」も名称と内装をチェンジ。代表戦やトップリーグ、高校ラグビー準決勝以上の試合などで使用されます。
ロッカーから続くシャワールームやトイレも美しく生まれ変わりました。
トイレはウォシュレットがついています。
バックスタンド1Fにもロッカーが新設され、第2グラウンドでの試合時も選手の移動が楽に。
ちょっとマニアックなんですが、
今まで高校ラグビー時は選手がメインスタンド1Fのロッカーから第2グラウンドや練習グラウンドへ向かうのに
場内をぐるっと半周せねばならず、移動に時間がかかっていました。
バックスタンド側に新設され、選手への負担は減るのではないかと思います。
■その他
デザインのちょっとした「遊び」も見どころのひとつ。
いかがでしたか? 一般公開がますます楽しみになってきました。
メディア向け内覧会の会見で、野田義和市長はこう語ります。
「スポーツとまちづくり、スポーツとものづくりなど、融合させていくことが新たな花園のレガシーの構築になる。
ここから生まれるたくさんの感動・夢・希望を実現していけるように努めていきます。」
ラグビーそしてスポーツを主体に様々な融合を試みて、新たな感動の創造を。花園の未来がまさに今、始まろうとしています。
さあ、いよいよ一般公開も間近です。
公開日程と関連イベントは以下の通り。 詳しくは東大阪ラグビー場ホームページをご覧下さい。
text by 野口美保(週刊ひがしおおさか)
[週刊ひがしおおさか プロフィール]
東大阪の地域情報サイト・週刊ひがしおおさか。
地域のグルメやイベント情報を日々アップしていますが、特に力を入れているのはラグビー。
花園に拠点をもつラグビーチーム「近鉄ライナーズ」のことならおまかせ!
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