【ラグビー】近鉄ライナーズ辛勝>ω< 釜石に29-10 首位で1stステージ最終のNTTドコモ戦へ
2018年11月13日 / ラグビー
2018年11月13日 / ラグビー
東大阪の総合情報サイト 「週刊ひがしおおさか」さんからの提供記事です。
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花園こけら落とし翌日の10月27日(土)。同会場ではブレディスローカップのパブリックビューイングが行われていましたが、
週刊ひがしおおさかは岩手県・盛岡に降り立っていました。我らが近鉄ライナーズの公式戦があるからです。
いわぎんスタジアムにて行われたトップチャレンジリーグ第6節・釜石シーウェイブスとの対戦で、
ライナーズは29-10で勝利。勝ち点5を獲得し、10月27日時点でリーグ戦第6節までの首位が確定しました。
トップリーグ復帰をかけ、現在リーグ全勝中のライナーズ。
「全勝優勝は当たり前、ターゲットは常に12月23日の入替戦です」(有水HC)と目標を定め邁進(まいしん)していますが、
今日のゲームは前節の三菱重工戦ほどのパフォーマンスが出ず、やや煮え切らない試合となりました。
スタートが遅く、エンジンがかかってきたのは前半30分を過ぎてから。
ハンドリングエラーが多く、後半でもトライ量産とはいきませんでした。
少し細かく見ていきましょう。
釜石ボールのキックオフから、ライナーズは積極的にアタックを仕掛けて相手陣でプレーします。
しかし、ハンドリングエラーでなかなか得点に結びつきません。
ディフェンスに回ると、17分にはオフサイドで釜石にPGを与え3-0と先制点をあげられます。
挽回したいところでしたが、雨で手が滑るライナーズ。アタックしてもつなげられない状況が続きます。
ようやく体が温まってきたのは前半30分を過ぎた頃でした。
前半30分、相手陣残り10m付近でのマイボールラインアウトからモールドライビングでなだれ込み、7萩原がトライします。
このトライを機に、ようやく目覚めたライナーズ。
まだ精度は低いものの、アグレッシブなアタックで相手にプレッシャーを与えていきます。
前半34分には残り10m内でマイボールスクラムでアドバンテージを得ると、9福居がサイドをついて自らトライ。
10ステイリンのGも決まって12-3とします。
セットプレーではライナーズが圧勝。最初は調整が必要だったスクラムでも優位に立ちはじめると、チャンスが多くなっていきます。
「今日は三菱重工戦の内容の改善に加え、試合中でも修正していこうと挑みました」と有水HCが話すように、試合の中で細かく修正できています。
調子が出てきたライナーズは前半40分にスクラムを押し込み8田淵がトライをあげ、17-3で前半が終了します。
後半はさらに追加点をあげていきたいところでしたが、チャンスを作っても決定打がなく20分が経過します。
ややもたついた感がありながら、後半22分に隙きをつかれて釜石にトライを奪われると、ようやくライナーズに火がつきます。
後半33分にスクラムトライ、39分にはBKでトライを奪い29-10に。
試合終了間際はディフェンスに回りましたが、なんとか凌いで試合が終了。
願わくば50点以上の差をつけて快勝してほしいという思いはありましたが、
今日のいわぎんスタジアムの天候のように「パッとしない」のは、まだ地力が足りていないということ。
勝利は嬉しいけれど、まだまだ修正していかなければなりません。
次節は1stステージ最終戦でNTTドコモとの対戦で大阪ダービー。
さらに、昨シーズンは降格が決まった敗北を喫した相手です。絶対に負けられません。
しかも、リニューアルされたライナーズの本拠地・花園での対戦。
ライナーズにとって初めての新生花園での公式戦とあっては、負けるわけにはいきません。
スタートから100%の力を出し、トライを取りきる力が試されます。
さあ、ドコモ戦は11月4日(日)14:00キックオフ!
花園ラグビー場で勝利を手にしよう、LINERS!!
text by 野口美保(週刊ひがしおおさか)
[週刊ひがしおおさか プロフィール]
東大阪の地域情報サイト・週刊ひがしおおさか。
地域のグルメやイベント情報を日々アップしていますが、特に力を入れているのはラグビー。
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