【ラグビー】田中史朗(キヤノン)が京都の母校で凱旋講演 「英語」と「アピール」の大切さを語る

洛南中学でラグビーを始めた田中選手

1月30日、ラグビー日本代表で去年のワールドカップでも活躍した田中史朗選手(35)が母校の京都市立洛南中学校(京都市南区)を訪問。凱旋講演を行いました。
中学校でラグビー部に入ったことで始まった田中選手のラグビー人生。
学校に到着すると当時はサッカー部の顧問だった前田敏也校長と対面。懐かしい校舎を歩きながら、昔話に花が咲きます。

前田校長と母校を歩く田中選手

中学時代に学んだ教室にて


田中「この下が生活指導室ですよね」

前田校長「そうそう」

田中「生徒が怒られるところです。結構ラグビー部多かった。喧嘩とか何回かありましたね。やんちゃじゃないですけど・・・強くはないですけど負けず嫌いなんで、言い合いになって喧嘩とかありましたね。ラグビー部の先生とかスポーツの先生って凄く怖いんで、部屋の中でドキドキしながら待ってましたね。(前田校長に)先生は優しかったですよね」

前田校長「彼は全然マシでしたよ。ムードメーカーだったけど。昔と全然変わってないよ、一緒やわ」

その後、全校生徒700人の前で講演を行った田中選手。
実体験を踏まえ、田中選手が感じている大切なことを伝えました。

英語と自らをアピールすること

「僕は皆さんに英語を絶対やって欲しいなと思います。社会人になった時に英語って絶対必要になってくるんで、僕も海外に挑戦した時に、英語を喋れなくて友達は出来るんですけども深いところまで話せなかったことが多かったので、皆さんは今英語を学ぶチャンスがいっぱいあるので、英語だけはしっかりやって下さい。
あと、ラグビー以外でもアピールすることを皆さんにはしてもらいたいなと思います。どんな時でもアピールしないと何も生まれてこないので、何か質問ありますかとか、何かやりたいことがありますかと聞かれた時、しっかり自分でアピールすること、これからの人生アピールということが大事になってくるので、常にアピールという言葉と英語っていう言葉を頭に入れといて下さい」




チームがうまくいっていない時には代表ヘッドコーチにも意見するという田中選手らしい発言。
その後、話題は徐々に脱線。日本代表リーチマイケルキャプテン夫妻の話題に・・・

僕はリーチマイケルの愛のキューピッド

「実はリーチ夫妻が初めて付き合った時にサポートしたのが僕なんですよ。リーチは凄くシャイな子で、女の子とメールとかできない子だったんですけども、日本代表で一緒になった時に、僕がこういう風にした方が良いよとか言って、メールの仕方とか教えて、彼女と仲良くなって付き合って、その時に挨拶も来ましたし、結婚するときも報告も貰いましたし、“愛のキューピッド”みたいなことしましたね(笑)」


最後は田中選手に質問して、しっかり「アピール」した生徒に代表ユニホームやサイン色紙をプレゼントし、母校での講演会は大成功で終了しました。

講演後インタビュー

Q,母校での講演を終えてみて?

「本当に嬉しいです。凄く楽しく講演させて頂きました。アピールすることと英語の大切さというのはずっと自分が出来なかったことなので、しっかり伝えることはできました。ずっと一緒に中学に通っていた同級生も講演に来てくれていたので嬉しかったですね。」

Q,自分の時と比べて今の中学生は?

「ちょっとおとなしい感じはありますけど、みんなアピールしてくれるので、僕の中学の時よりかはみんなアピールできるようになってるんじゃないかなと思います」

Q,ご自身が中学生の時はこんなすごい人が来たことは?

「あまりなかったですね。こういう場もあまりなかったですし、全校生徒の前で何かしゃべるとなると、みんなモゴモゴしてっていうのが多かったんですけど、何人かはしっかり自分をアピールしていましたし、言葉もしっかり喋れてたので、人として僕たちの頃より成長してるんじゃないかなと思います」

Q,洛南中学始まって以来のスーパースター?

「ハハハハハ!いや、他にも一杯いはりますね」



Q,これからもこういう活動は続けていきますか?

「そうですね、子供たちにアピールすることと英語をしっかり学んでグローバルな人間になっていただきたいというのはあるので、ずっと続けていきたいと思います」

Q,最近のラグビー熱は感じますか?

「凄く感じます。色んな所でラグビージャージ着ている子供を見かけたり、公園でもラグビーボールでパスをしている子供たちを見るので、凄く広がってきているなというのは感じますね。ただ、ラグビーがブームのままで終わると、次の世代の子供たちがまた僕と一緒のことをしないといけないので、しっかり継続して子供たちが常にトップでできるラグビーの環境を作ってあげたいなと思います」

田中史朗 tanaka fumiaki プロフィール

      2019年8月放送
     

京都市生まれ 35歳
身長 / 体重:166cm / 75kg

出身:京都市
経歴:京都市立洛南中→伏見工業高 → 京産大 → パナソニック → キャノン

ポジション:スクラムハーフ

代表キャップ数:75

W杯出場:2011年・2015年・2019年(3大会連続出場)

趣味:UFOキャッチャー