5月5日、ガンバ大阪が骨髄バンク啓発活動を行うことを発表。
遠藤保仁選手を始め、トップチーム選手やジュニアユースの選手・コーチからのメッセージ動画が公開されました。
現在中学2年生(13歳)の多田吾郎選手は2019年2月に「再生不良性貧血」を発症。主治医の指導により治療を行ってきましたが、改善が見られず、骨髄移植が必要という診断を受けました。
発症後から多田選手はジュニアユースの活動を休止していて、週に3回、支援学校による訪問教育を自宅で受けながら、骨髄バンクへ患者登録をして、適合する方を待っている状態だということです。 ガンバ大阪として多田選手の一日でも早い復帰に向けて、日本骨髄バンク・関西骨髄バンク推進協 会の協力を得ながら、骨髄バンクの啓発活動に取り組むことを決定したということです。
今後はクラブ公式HPやSNSを通じて、骨髄移植の啓発活動を行うとともに、Jリーグが再開され、集客が可能となったホームゲームから、スタジアムでのブース設営やパンフレットの配布等の啓発活動を実施すると発表しました。
【多田選手のコメント】
「早く病気を治して、早くみんなと勉強をしたり、サッカーをしたり、友達と会いたいです。
皆さんの骨髄バンクへの登録ご協力よろしくお願いします。」
ガンバファミリーが一丸となって行う骨髄バンク啓発活動。皆さんもぜひご協力お願いします!
詳しくは日本骨髄バンクでご確認ください。
【再生不良性貧血】 国の定める「指定難病」の一つ。血液中の赤血球、白血球、血小板の全てが減少する疾患。白血球に は好中球、リンパ球、単球などがあり、再生不良性貧血で減少するのは主に好中球。好中球は体の細 菌感染から守る重要な働きをしています。これらの血球は骨髄で作られますが、発症すると、血球が 作られずに、貧血症状、感染による発熱、出血などが起こります。 病気の程度によって治療法は異なりますが、重症例の治療として骨髄移植療法を進められるケースがあります。
※参照 難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/106
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