先週末にJ2リーグが再開、J3リーグが開幕し、ようやくサッカーのある生活が戻ってきました。
そしてJ1リーグは今週末に再開。セレッソ大阪は、パラソニックスタジアム吹田に乗り込んでの大阪ダービーとなります。
土砂降りの中ハードな練習をこなしたFW都倉賢選手、FW柿谷曜一朗選手が練習後のオンライン取材に答えてくれました。
FW都倉賢選手は、「J2J3が再開したのをみて、日常が戻ってきたことを徐々に実感しているとし、自分自身も盛り上がってきているし、チームもスイッチが入った」とコメント。
昨年セレッソに移籍し、大阪ダービー直前の5月に右膝の大怪我で戦線離脱したシーズンを送った都倉選手は昨年振り返り、「実際吹田Sに足を運んで、サポーターがコレオを作ってくれて、選手たちは9番のユニフォームを着て入場してくれて、その思いは一生心に刻み込まれました。次は僕自身がチームに恩返しできる番だと思っていますし、この再開がダービーということは僕自身は運命を感じずにはいられないので。昨年やり残した部分をしっかりプレーを通じて、チームに貢献していきたいなと思いますし、皆さんの思いに声に応えられたらと思います。」と自陣初出場となる大阪ダービーに対して熱い意気込みを語りました。
再開戦の大阪ダービーを「Jリーグの中で一番いい試合ができたらいい。」と答えたFW柿谷曜一朗選手。
リモートマッチ(無観客試合)となることについて、「ダービーは特にホームのチームにアドバンテージがあるように思います。だからこそ青と黒のサポーターがいないというのは、ガンバの選手からしたら寂しい思いがあると思いますけど、逆に僕たちはラッキーだと思うので。ホームアウェイのアドバンテージ関係なく、自分たちのホームと思って試合ができるんじゃないかなと思う。」と、アウェイスタジアムが無観客であることをメリットと感じていることを明かしました。
そして、「コロナの時期に大変な思いをした人だったり、吉村知事を筆頭に引っ張ってくれたので、僕たちは試合で大阪を盛り上げていって、収束に少しでも力を。僕たちの大阪の2チームが責任を持ってプレーしていいけたらと思います。」とサッカー選手として責任をもって戦うことを誓いました。
FW9 都倉賢選手 インタビュー
Q.今週末リーグ再開で今の心境は?
一足先にJ2J3が再開して、実際ようやくスタートしたんだなという気持ちになったのと、2、3週間前から比べると、どうしてもスイッチが入らないというか、対戦相手も決まっているし、日程も決まっている中で、なかなかチームとして個人としてもスイッチが入らない中で、今週を迎えて、それは時間が解決するというか、時間軸の問題だったのかなとは感じて、じわじわと再開が近づくにつれて、僕自身も盛り上ってきていますし、チームとしてもスイッチがより入ったかなと思います。
Q.J2J3の再開で実感が湧いてきた部分もありますか?
J2J3もそうですし、海外のサッカー、結構DAZNを見るのが習慣だったので、
その日常が戻ってきたなというのを少しずつ感じていたので。ついにJ2J3がスタートして徐々に実感が湧いてきている状態です。
Q.今のチームの状態は?
中断して、普通のシーズンから、シーズンオフを挟んでキャンプをやって開幕を迎えるみたいな、それ以上の休みがある中で、しっかりと4週間から5週間をかけて、準備はできたので、正直別に今が100%である必要はないと思っているので。通常のシーズン開幕と同様、チームとしても個人としても70%から80%くらいの完成度から徐々に上がっていけばいいと思いますし。現段階ではベストの状態だとは思っているので、1週ごとにチームの目的、狙いを持ったフィジカルや戦術の練習を1周ごとに狙いを持って積み重ねてここまでこれていると思います。
Q.去年の大阪ダービー直前に怪我。移籍して初の大阪ダービーにかける思いは?
昨シーズン、ダービー前に怪我をして悔しい思いをしたんですけど、実際吹田に足を運んで、サポーターがコレオを作ってくれて、選手たちは9番のユニフォームを着て入場してくれて、その思いは一生心に刻み込まれましたし、次は僕自身がチームに恩返しできる番だと思っていますし、この再開がダービーということは僕自身は運命を感じずにはいられないので。昨年やり残した部分をしっかりプレーを通じて、チームに貢献していきたいなと思いますし、皆さんの思いに声に応えられたらと思います。
Q.J2J3の試合を見てリモートマッチの雰囲気を掴んだ部分はある?
実際それは肌で感じないと分からないところは多いと思いますんで、ただファン・サポーターがいないというのは不思議な感じは見ていてしまいしたし。でもそれは条件としては相手も変わらないので、そこに対する何かという部分は、いざ試合が始まれば自分たちも相手チームも関係ないので、目の前のゲームに集中していけたらと思います。
Q.昌子選手が加入したガンバのDF陣に対してどういう意識で臨むか?
企業秘密なので言えないんですが、僕らはロティーナ監督とイヴァンHCのチームコンセプトのもと、準備してきたことを出場した選手が実行するということだけなので、しっかりとガンバさんに対してのの対策やスカウティングはできているので、今週あと3日4日、ガンバ戦に向けて練習からをそれを実行できるかだと思います。
Q.34歳となって、ベテラン選手の立ち位置と役割はどう捉えていますか?
僕自身はピッチで結果を出すことが一番の役割だと思っているので、FWとして数字を残すことが一番の大前提とした上で、もちろん若い選手もいますし、ただセレッソは経験豊富な選手が多いので、僕が何かすると言うよりは、僕はセレッソの外から来た、紆余曲折してここまで来れたということが一つの、チームメイトに発信だと思うので。試合もそうですけど、練習だとか、なぜ僕が今セレッソでプレーできているかという答えはそういうところにあると思うので。振る舞いを見てもらうわけじゃないですけど、一つの刺激というか学ぶ部分、お互いが刺激しあってチームメイトが成長できればいいと思うんですけど。ベテランだから学ばれたりとかそういうわけではないので。一つのキャラクターとして都倉賢がいるということで、なにかいい刺激がセレッソの中で生まれればいいと思います。
Q.今年にかける思いは?
準備はできる全てのことはした自信はありますし。でも実際には蓋を開けてみないとどうなるか分からないというのはどの世界にも言えることなので。
僕自身はずっとベストを出し続けて、ここまで来れたし、それをサポートしてくれたメディカルとかチームには感謝しかない。怪我でサッカーができなかった、今回はコロナでサッカーできなかったという、自分には同じような境遇が2年連続続いてる中で。今度は僕らがプレーで、社会だったりファン・サポーターにポジティブなエネルギーを与えられるチャンスでもあるので。そういう自覚を持って今まで以上にプレーしていけたらと思っています。
FW8 柿谷曜一朗選手 インタビュー
Q.J1リーグ再開について
ゆっくり準備できたので、楽しみな部分もありますけど、この1週間、今までゆるかったわけではないですけど、試合がなかったので、緊張感が少し欠けていた部分もあったと思うので。先週から試合のためにという練習がどんどん始まてからは、チームとしてピリピリというか集中して練習できているので。長かったシーズンオフというイメージでみんな捉えているので。開幕戦という意味で捉えて、みんないい準備ができていると思います。
Q.今のチーム状態は?
本当にけが人もなく、全員がプレーできる状態ですし、監督の戦術だったりコンセプトというところを本当に長い間、練習ができなかった分、ビデオでミーティングだったりという、いろんなポジティブな要素があったので。チームとしてまとまったまま練習ができていたので。去年監督が変わって、色々と考えながらというか、戸惑いも多少はあった中で、2年目ということで全員が戦術を理解しているし、成熟したところを見せられるのではないかなと思います。
Q.大阪ダービーが史上初めての無観客試合となることについて
ダービーは特にホームのチームにアドバンテージがあるように思います。だからこそ青と黒のサポーターがいないというのは、ガンバの選手からしたら寂しい思いがあると思いますけど、逆に僕たちはラッキーだと思うので。ホームアウェイのアドバンテージ関係なく、自分たちのホームと思って試合ができるんじゃないかなと思うし。再開後すぐの試合で大阪で一番盛り上がる試合ができるということで、コロナの時期に大変な思いをした人だったり、吉村知事筆頭に引っ張ってくれたので、僕たちはプレーできる機会をもらったので、試合で大阪を盛り上げていって、収束に少しでも力を。僕たちの大阪の2チームが責任を持ってプレーしていいけたらと思います。
Q.今年のガンバ大阪の印象は?
開幕戦のマリノス戦もそうですけど、もともと一緒にやっていた選手も集まっている中で、チームとしてやりたいことと、選手同士がやりたいことがまだ完全に一致していないというイメージが正直あったんですけど、あのメンバーなんで正直、勢いがつくと止められないと思うので。次のダービーで僕たちがしっかりと止めないとそのまま行ってしまう気がするので。僕たちがしっかりと倒して、勢いを止めないといけないかなと言うイメージがあります。
Q.準備してきたことに対する自信は?
日程が過密になるとか、無観客であるとかいろんなことがありますけど、ピッチに立ってる僕たちには正直何も関係ないですし、普段通りやるだけだと思います。
Q.庄司選手が加入したガンバのDF陣の攻略のポイントは?
結局のところ、もちろん能力のあるDF陣だと思いますけど、DFより攻撃をより生かせるDFが揃っているイメージがあるので。先にしっかりボールを握って、無理をせずというところもありますし、ボールを握られる時間ももしかしたら増えるかもしれないですけど、だからこそ一瞬の隙をついて今までやってきたコンセプトだったり、戦術というのを全員がピッチで表現できれば、チャンスは必ず来ると思いますし。ただ、攻撃的にくると思うし、ダービーなので、戦術がどうとかは正直スコアには関係してこないかなというのがあるので。相手はもちろんすごいメンバーが揃ってきますけど、僕たちも負けていないと思いますし。ダービーにそういうのは関係ないと思っていますので、自分たちが表現できることを出しきれば。まあ相手も同じなのでどうなるかわからないですど、Jリーグの中で一番いい試合ができたらいい。
Q.J2J3の試合で参考になった部分は?
水飲むのが大変そうだなってくらいです。J3もセレッソ大阪U23も始まりましたけど、応援というか、あまり応援がどうって気にして観たことはないので。U23もかなりトレーニングは積んでいましたし、今までとは違って、かなりメンバーも充実していると思うので。それはトップチームの僕たちも変わらないですし。試合する上で無観客というかリモートマッチは・・・変なヤジとか飛んでこなくていいんじゃないですか?
Q.水飲むのが大変そうとありましたが、練習中も対策はされている?
一人一人水パックがあります。小学生のときの感じです。家から持ってきた水筒みたいな。まあ試合になったら難しいですからね。サイドハーフとかサイドバックはそこに置いておけば、そこに居る回数も多いし、スローインの時にとかありますけど。ボランチとかFWは色々と難しいと思う。
Q.90分通すのは感覚的には難しくなりますか?
休憩もいっぱい入りますし。22分ハーフを4回やるみたいな感じじゃないですか。30歳超えたおじさんたちにはいいルールじゃないですか?
なんかせなあかん!第6弾!ギフティング企画を開催!
J1リーグ再開の大阪ダービーに合わせて、セレッソ大阪では「なんかせなあかん!」第6弾としてギフティング企画を開催!
リモートマッチを藤本浩太アンバサダー、西川大介スタジアムDJとともに観戦し、ファン・サポーター同士で興奮を共有し合うライブ廃止にベントを実施します。
詳しくはクラブ公式HP(https://www.cerezo.jp/)でご確認ください。
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