コロナウイルス感染拡大防止のため、3月15日の開幕を延期していた日本フットボールリーグ(JFL)が、7月18日におよそ4ヶ月遅れの開幕を迎えます。
開幕を2日前に控えた16日の練習終了後、岡崎将太ゼネラルマネージャーは、「今年はJリーグクラブライセンスを申請して大切な年になる。開幕戦には全員は行けないですけど、気持ちは一つになって、勝点3を取って次のホームを迎えられるように頑張りましょう!」と選手全員に向けて一丸になって戦うことを呼びかけました。
1月のチーム始動から6ヶ月に渡るトレーニング期間を経ての開幕について、チームを指揮する塚原真也監督は、「コロナ自粛期間中でもZOOMでトレーニングしたり、ミーティングを重ねて、やっと開幕できるということでワクワクしています。選手にもそういう顔が見えるのですごく楽しみです。」と、新チームの船出を迎えられたことに喜びを感じている様子でした。
そして、開幕戦の相手となるホンダロックSCは、昨シーズンの対戦成績は1勝1分としていますが、塚原新監督は、「分析すればするほど、不気味なチームだなというのが率直な印象です」と気を引き締めていました。
大阪で3番目となるJリーグクラブを目指すFC大阪は、昨シーズンに東大阪市とホームタウン連携協定を結び、今年2月にJリーグ百年構想クラブとして承認を受けました。そして今年6月にJ3クラブライセンスを申請しました。このJ3クラブライセンスを承認され、順位をリーグ4位以内とした上で、ライセンス取得クラブの上位2クラブとなれば、FC大阪のJ3昇格が決定となります。
今年のJFLのレギュレーションは本来の2回戦総当たりの30試合ではなく、1回戦総当たりの15試合で行われ、FC大阪が掲げる目標は「JFLを優勝してJ3昇格」。
大阪第3のクラブを本格的に目指すシーズンがいよいよ始まります!
塚原真也監督 インタビュー
Q.JFL開幕の心境は?
コロナの自粛期間がかなり長くて、選手も早くやりたいなというのがあったと思います。その中でもZOOMでトレーニングしたり、ミーティングを重ねて、やっと開幕できるということでワクワクしています。選手にもそういう顔が見えるのですごく楽しみです。
Q.長い期間をかけて仕上げたチームの手応えは?
全チームがこういう状況に立たされて、一つの試練かなと思っています。このタイミングですごく難しいことは色々とあると思いますけど、前向きに捉えていきたいと思います。
Q.開幕戦のホンダロックの印象は?
分析すればするほど、不気味なチームだなというのが率直な印象です。
Q.今季はJ3昇格を狙えるシーズンとなりますが?
非常にワクワクしていますし、責任もありますし。ただ、そこでネガティブに捉えるのではなく、ポイジティブに捉えて、全部を力にしながら進めたらと思います。
Q.今期の目標は?
目標はリーグ優勝をして、J3に参入することです。チームの状態はすごくいいのでこのまま突っ走っていけるように、まずは初戦を頑張りたいと思います。
Q.サポーターにメッセージを
アウェイですが、やっと開幕することができます。しばらくリモート試合となりますが、皆さんの声援は届いていますので、それを胸に頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!
岩本知幸選手 インタビュー
Q.4ヶ月遅れのJFL開幕の心境は?
やっとという感じですね。準備の中でチームでZOOMでトレーニングしたりとか、自粛期間が明けても思った通りのトレーニングができなかったりという期間が過ぎたんですけど、いよいよ開幕ということで、サッカーができる喜びを噛みしめながら、感謝しながらやりたいと思います。
Q.ホンダロックSCの印象は?
守備が手堅くて、攻撃も一人二人厄介な選手がいるチームなので。開幕なので手堅い試合になるかもしれないですけど、しっかり結果を求めてやっていけるように。どの相手でも簡単な試合はないと思うので、しっかりと気を引き締めてやっていきたいと思います。
Q.キャプテンから見て新チームの印象は?
去年までの和田監督が作り上げてくれたFC大阪の中に、塚原新監督が加わって、さらにプラスの要素を加えてくれたので、新しいFC大阪の姿を見せられると思うので、ファンの皆さんにはそこを期待して欲しいなと思います。
Q.本格的にJ3昇格を狙うシーズンとなりますが?
いい意味でも悪い意味でもプレッシャーになってくると思うので。プレッシャーをしっかりとプラスの力に変えて、最後にみんなで喜び合えるように結果を出していきたいと思います。
Q.今シーズンの目標は?
個人的には毎年挙げているんですけど、個人タイトルを取るというところで挙げていて。自分が活躍することでチームにとって少しでも力になればっていう気持ちでやっていますし、そこは一つの目標としてやっていきたいですし。チームとしてはもちろん優勝して昇格するというのが今年のテーマなので、そこに向かってやっていきたいです。
Q.サポーターにメッセージを
いよいよ開幕します。新しくなったFC大阪の姿を皆さんに見てもらって、そして、勝って皆様と喜べるように、最後には皆様と喜べるように優勝を掲げてやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
舘野俊祐選手 インタビュー
Q.4ヶ月遅れのJFL開幕についての心境は?
いよいよだなというところと、本当にまだまだコロナの影響がが収まったわけではないので、僕たちも最善の注意を払いながらサッカーをやらせてもらっているということに感謝をして、開幕戦をしたいと思います。
Q.今のコンディションは?
活動が止まっている期間もZOOMでのトレーニングがあったり、クラブスタッフの方々が色んな策を考えてくださって。その中でみんなでトレーニングできたので、休んだ期間で足りないとかはなくて、むしろチームとしても立ち上げ当初に比べれば、チームの連携だったりも深まっているとと思うので、非常にいい状態で迎えられると思います。
Q.ホンダロックSCの印象は?
ホンダロックさんはホームで強いというか、上位陣を倒している印象があるので。僕たちも去年引き分けでしたけど、すごく迫力があって、身体的にも強い選手がたくさんいる印象なので。まず僕たちはアウェイスタートですけど、本当に気持ちから負けないように、立ち上がりからガンガンいきたいと思います。
Q.J3昇格を本格的に目指せるシーズンとなりますが?
今シーズンは目標が明確なので、試合の中でそういうところも頭に入れた中で、そうなった場合に選択するプレーも変わったりすると思うので。チーム全員で強く意識して、今シーズン15試合を戦いたいと思います。
Q.今シーズンの目標は?
僕自身は去年も一昨年もリーグ戦は3得点くらいなので、5点以上取りたいと思いますし。セットプレーのキッカーを任されることも多いので、もっとアシストの部分だったり、自分が得点に絡むプレーを昨年以上に増やしていきたいと思います。
Q.サポーターにメッセージを
しばらく無観客試合が続いたり、現地に足を運べず、モヤモヤしている方も多いと思いますけど。僕たちはしっかり結果という部分で皆さんに喜んでもらえて、そのモヤモヤした気持ちがちょっとでもハッピーな気持ちになれるよう、僕たちは全身全霊を尽くして頑張ってきます。今週は宮崎になりますけど、大阪の方からパワーを送ってもらえたら嬉しいと思います。
FW9 横野純輝選手 インタビュー
Q.4ヶ月遅れのJFL開幕の心境は?
大好きなサッカーが始められるということですごく嬉しいですし、今もコロナが拡大はしている中での開催なので、不安との戦いですけど。そこでFC大阪を応援してくれている方々に勇気と感動を与えらるように僕たちは結果を残していきたいと思います。
Q.現在のコンディションは?
試合感という部分ではシーズン中に比べて足りないと思いますけど、その中で僕たちができることをやってきたので、練習試合もすごくコンディションはみんないいと思うので。その分サッカーをやりたいという気持ちがみんな強いと思うので、そこが大切だと思います。
Q.初戦のホンダロックSCの印象は?
去年ホームとアウェイで戦って、僕はアウェイで点を取っていて、ホームでは3対1で勝っていて、いいイメージがあります。僕は頭を切りって苦い思い出がありますけど(笑)アウェイなので、しかも雨予報なので。九州のアウェイの戦い方は違うので、しっかりとアウェイでも勝点3を持って帰ってJ3昇格に向けて積み上げていきたいと思います。
Q.J3昇格を本格的に目指すシーズンとなりますが?
去年はライセンスがなくて、今年は1試合1試合がプレッシャーのかかる試合になりますし。練習をしている中でも昇格という言葉が監督とか選手の中でも出てきたので、緩い練習でも喝を入れて、去年と違うところをサポーターには見ていただけたらと思います。
Q.今年の目標は?
去年は4点しか決められなくて、今年はチームで一番点を取って、チームを引っ張っていって。なおかつライセンスを取れているクラブがたくさんいるので、一戦一戦勝ち抜いて、決勝トーナメントのように絶対に4位以内になって昇格するので、応援よろしくお願いします!
今シーズンのJFLでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面はリモートマッチで行われることになります。
あすリートチャンネルでは、今シーズンもFC大阪のJFLホーム戦を全試合ライブ配信します。
ぜひ、PC、スマホの画面を通してFC大阪に声援を送ってください!
2020年8月2日(日) 15:00KO ホーム開幕戦 FC大阪 vs 松江シティFC @服部緑地陸上競技場
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