現在リーグ2位タイにつけているセレッソ大阪は、明日22日にヴィッセル神戸との関西ダービー。

チームを率いるロティーナ監督は、神戸のイニエスタに対して、「彼はスペインのサッカー史の中で3本の指に入る選手だし、まだコンディションが素晴らしい。そういう選手がいるといないとでは違う状況になる。ただ我々のやるべきことは基本的には変わらない。」と、最大限の警戒はしながらもセレッソ大阪のやるべきサッカーに変更は無いことを強調しました。


MFレアンドロデサバト選手は、今季5試合全てでフル出場していることについて、「100%で臨むためには休息と栄養が重要です」と過密日程をこなすための考え方をコメント。2シーズン目となる日本での生活について、「今は外にいることができないので、子供と遊ぶことをしています。これだけ子供と一緒の時間を過ごせるということは今まであまりなかったので、この時間を子供と過ごすことでリラックスしています。」と家族との生活で心のリラックスができていることを明かしました。


昨シーズンの右久の大けがから復帰したFW都倉賢選手は、「再開明けと自分の怪我からの復帰明けが重なった中で、すごく僕としては試合に絡みながら、コンディションを試合ごとに上げてきている。」と、復帰してからのコンディション維持が好調となっていることをアピール。
明日の神戸戦に向けて、「戦術がしっかりしているチーム同士なので、側から見たらチェスや将棋のような試合になるかもしれないですけど。ピッチにいるのは駒ではなく人間なので。最後の最後は目の前の相手に負けないというような根源的な部分が左右するのかなと思います。」と高いレベルでの頭脳戦を制するのは、勝ちたいという気持ちが勝ったほうにになると力強くコメント。

明日、ヤンマースタジアムで行われるセレッソ大阪vsヴィッセル神戸の試合は、チケットの予定枚数は完売。
セレッソは首位に返り咲くためにも負けられない一戦となります!

ロティーナ監督 インタビュー


Q.昨季は1勝1敗ですが、今年の神戸の印象は?
彼らは素晴らしいメンバーを揃えているということは誰もが知っていること。去年の天皇杯もスーパーカップも獲っています。とてもクオリティの高い選手たちを揃えています。常にライバルチームに最大限を要求するチームです。オフェンスの部分でのクオリティの高さが相手チームにそうさせています。

Q.今年の神戸の戦力についてはどう見ている?
ビジャとポドルスキという素晴らしい選手が抜けたが、代わりに入ってきたドウグラスも素晴らしい選手です。印象としては去年のベースにドウグラスが入ってきたという感じです。

Q.連戦の中で、相手のメンバーが読みづらいと思うが、監督としてはどのように考えている?
どういうメンバーで来るかは分からないですね。
今年は厳しいスケジュールの中で、各チームが対策をしていますし、それはメンバー構成によって変わると思います。より交代できるチームもあるし、そうでないチームもある、我々は自分たち自身のことを考えて、決断していく、相手のことはコントロールできないので、わかった時に対応します。

Q.イニエスタの存在は?
我々のプランはイニエスタが出ても出なくても変わらないが、イニエスタがいるといないとでは大きく違う。彼はスペインのサッカー史の中で3本の指に入る選手だし、まだコンディションが素晴らしい。そういう選手がいるといないとでは違う状況になる。ただ我々のやるべきことは基本的には変わらない。

レアンドロ デサバト選手 インタビュー


Q.前節の広島戦を振り返って
我々にとって素晴らしい試合だったと思います。特に前半はホームチームを相手に、ボールを支配して、ゲームを支配できたと思います。探していたアドバンテージを見つけながらプレーすることができました。それで後半は彼らがより前に出ざるを得ない状況になて、戦略を変えてきたので、我々は下がらざるを得ない状況になりました。

Q.2年目の今季は、チームへのフィットについてどう振り返りますか?
快適にプレーできていると思います、過密日程になることはわかっていたので、回復に必要な機械を買って、より充実したフィジカルコンディションで毎試合望めるようにしています。

Q.前節もフル出場ですが、コンディション面での特別な取り組みは?
特別なことはしていないですけど、できるだけ早く回復する、次の試合に向けて回復する。体力を戻すために、しっかりと休息をとるということに気をつけてます。休息と栄養がベースになってます。100%で臨むためには休息と栄養が重要です。

Q.今節のヴィッセル神戸の印象、イニエスタ選手の印象は?
こういうレベルの高いチームとプレーするのはサッカー選手として喜びですし、アンドレス・イニエスタのような素晴らしい選手との試合は楽しみです。難しい試合になるのは間違いない。ただ我々が思っている試合運びになるようにトレーニングしていますし、しっかり出したいと思っています。

Q.日本でのリラックスタイムはどう過ごしていますか?
今は外にいることができないので、子供と遊ぶことをしています。これだけ子供と一緒の時間を過ごせるということは今まであまりなかったので、この時間を子供と過ごすことでリラックスしています。
私は自然が大好きなので、去年は自然の中にある寺だったり、美しいところに行ってリラックスしていました。

都倉賢選手 インタビュー


Q.復帰してから連戦となっていますが、コンディションは?
おかげさまでリバウンドなくここまでこれていますし、何より試合に絡みながら、再開明けと自分の怪我からの復帰明けが重なった中で、すごく僕としては試合に絡みながら、コンディションを試合ごとに上げてきているので、ありがたい状態です。
チーム状況もいいですし、自分のやるべきタスクをこなせている状態で、なおかつコンディションも上げられていて、すごくいい状態です。

Q.ここまでの自身パフォーマンスはどう評価しますか?
1年2ヶ月くらい公式戦をしていない中で、最初は不安はありましたけど。1試合1試合、もちろんベストではないですけど、現状できる部分、チームから求められている部分というのを、コンセプトを守る部分を全力でやっていて、まだプラスαの部分は出せていないですけど、そこはコンディションが自分自身上がっていく中で、チームに貢献するベース、コンセプトを守る軸、プラスαの部分をもっともっと出していけるのかなと思っています。

Q.ゴールが待ち望ましいが?
もちろんメッシみたいな能力があれば関係ないかもしれませんが、チームとして昨シーズンからロティーナ監督が作り上げた部分で戦っていく中で、一人一人が与えられた役割をこなしていく中で、どうそのポジションでプラスαを出していけるかが鍵になりますけど。大前提はコンセプトをしっかり全うできるかが土台にあると思うので、そういう部分では、最低限ここまではできているのではと思います。

Q.神戸の印象は?
個々の能力は高いですし、チームとしても戦術がしっかりしているチーム同士なので、側から見たらチェスや将棋のような試合になるかもしれないですけど。ピッチにいるのは駒ではなく人間なので。いかに目の前の相手に勝ちたいだと、最終的には人間の本質的な部分が勝負を分けると思うので。相反するかもしれないですけど、チームのコンセプトは守りつつも、最後の最後は目の前の相手に負けないというような根源的な部分が左右するのかなと思います。


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