京都サンガF.C.アカデミー出身の19歳、プロ1年目のルーキー奥川雅也(おくがわ・まさや)選手。
一番の武器は足元に吸い付くようなドリブル突破。異次元のボールさばきを見せる高速アタッカー。そのプレースタイルから「古都のネイマール」とも呼ばれています!
「正直、その試合が負けていても、ほんまに綺麗に抜けたときっていうのは、点を取ったときより嬉しいときもありますし。ホンマにキレているときっていうのは止められる気がしないんで」
17歳から世代別日本代表で活躍する奥川選手には、リバプールをはじめ、イングランドやドイツなど世界のビッグクラブからのオファーが舞い込みました。
その中から奥川選手が選んだのは、オーストリアの強豪ザルツブルク。獲得交渉にもっとも情熱を感じ、一番成長できるチームだと確信したといいます。
19歳での海外挑戦に奥川選手は・・・
「無名で入っていくので、奥川というのを見せつけないと。成長したことによって日本代表とかオリンピックがついてくると思うので。そういうところを目指していく」
ザルツブルクに移籍後、サテライトチームにあたるFCリーフェリングに所属した奥川選手は、出場2試合目で初ゴール。海外挑戦の一歩を踏み出しました。
憧れはブラジルの至宝ネイマール
奥川選手が師匠として憧れるのはもちろん、サッカー王国ブラジルの至宝・ネイマール選手。
独特のリズムから繰り出されるドリブルで相手ディフェンダーを翻弄。世界のトッププレイヤーの一人に数えられる選手です。
自身のSNSに似顔絵をアップするほどのネイマール好き。
普段からプレー動画をみて、自分のプレーに重ね合わせてイメージしているそう。
「絶対に一試合一回、ネイマールっていうプレーを見せるので。その中でも点も取りますし、パスもできるんで。ブラジルだったらネイマール選手、日本だったら奥川みたいな。日本の顔になれるように頑張りたいです」
2016リオ・デ・ジャネイロオリンピックへ
京都から羽ばたいた「古都のネイマール」奥川選手は、来年、二十歳を迎えます。
憧れのネイマール選手がオリンピックに出場したのと同じ年齢です。
オリンピックとか国際大会っていうのはすごい自分にとってプラスになるので、いずれ日本を背負って立つような選手になれるように頑張っていこうと思っているので、そのためには結果にこだわって、結果を出せるように頑張りたいです。
憧れの海外移籍から、日本代表へという夢に向かって、奥川選手の挑戦は始まったばかりです!
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