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新型コロナウイルス感染症の影響により予定されていた大阪サッカー選手権大会 準決勝が延期となり、2週間空いてのリーグ戦となったF.C.大阪。
緊急事態宣言が25日から発出されるため、F.C.大阪サポーターにとってはしばらくスタジアムで試合を見れなくなるとあって、絶対に勝ち点3をプレゼントしたい一戦。J3昇格を共に争う4位のいわきFCをホーム服部緑地陸上競技場で迎え撃ちます。
F.C.大阪は今季初めてスタートのメンバーを変更。中盤のMF町田蘭次郎をサブにおき、前節今季初出場を果たしたMF齊藤隆成をスタメンに起用。さらにFW川西誠が開幕戦以来のベンチ入りとなりました。
試合は立ち上がりに動きました!
開始2分、左サイド後方からDF舘野俊祐が前線に大きく蹴り出りだしたボールは、相手ディフェンスとゴールキーパーの間に落とす絶妙なパス。これをFW田中直基が相手ゴールキーパーの動きをしっかり見極めながら、技ありのループシュートでゴールネットを揺らし、昇格争いのライバル相手から幸先よく先制点を決めます。
その後、試合の流れをつかんだF.C.大阪はMF大山武蔵の快足を軸に次々とチャンスを作り出します。
9分には舘野のフリーキックに田中直基が頭で合わすも僅かに枠の外。13分には大山のスルーパスをFW木匠貴大が受けるが僅かにオフサイド。さらに38分にも舘野がフリーキックから直接シュートを放つが、惜しくもサイドネット。F.C.大阪が終始ペースを握りながらも追加点を上げることができず、1-0のまま前半を折り返します。
後半、いわきFCはスタートから一気に3選手を入れ替え、フォーメーションを変更すると、試合の流れが変わります。F.C.大阪は相手にボールを繋がれる展開を作られますが、DF坂本を中心に粘り強く対応、相手にゴールを割らせません。
しかし61分、中盤で競り合いのボールを奪われると、いわきFC MF山下優人にゴールを決められ、同点に追いつかれてしまいます。
F.C.大阪は68分にMF町田蘭次郎、72分にMF澁谷雅也、FW川西誠と攻撃的なカードを投入、徐々に試合のペースを取り戻します。試合終了間際にはMF澁谷がループシュートを放つが、惜しくも枠を捉えきれず。最後までお互い白熱した試合展開でしたが、決着はつかず、1-1のドローで勝点1を分け合う形となりました。
これでF.C.大阪は6試合終えて4勝2分の無敗。勝ち点を13として暫定首位に立ちました。
次節は開幕から無配を続ける5位マルヤス岡崎とアウェイで対戦。上位対決が続く中でどこまで勝点を積み上げられるか、J3昇格を掴み取るために負けられない戦いが続きます。
次回のホームゲーム
2021年JFL第8節 F.C.大阪 vs MIOびわこ滋賀 @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
5月5日(水)13時キックオフ
※4月25日の緊急事態宣言発出により、無観客でのリモートマッチでの開催となります。
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のリーグ戦ホームゲームを全試合LIVE配信します!
塚原真也監督 試合後会見
大阪が緊急事態宣言が出る出ないで、準備でバタバタしたが、有観客でできたことが良かった。ホームなので選手の顔を見ても勝ち切りたかったと思うが、負けたかったことを前向きに捉えて、次に向かいたい。
田中直基選手 試合後インタビュー
いわきの選手背後を狙って、たまたまボールが来たので、落ち着いて決められた。蹴る瞬間は、「入るな」って落ち着いていたので、そのままイメージ通り入って良かった。
斎藤隆成選手 試合後インタビュー
J3昇格するには負けられない戦いが続く。先のこともあるが、まずは一戦一戦目の前の相手に負けないように戦っていきたい。
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