【F.C.大阪】松江に先制するも勝ち切れず！4試合白星から遠ざかる！【FC大阪】

2021年09月11日 / サッカー

やや湿度は高いものの、秋らしい気候の中行われた今日のJFL第22節。
J3昇格戦線に残るためにはもう１つの負けも許されないF.C.大阪は、勝ち点で並ぶ松江シティFCのホーム松江市営陸上競技場に乗り込んでの一戦となりました。

この試合は何が何でも勝ち点３を手に入れたいF.C.大阪は、MF久保吏久斗、MF大山武蔵といった今季チームの中心を担っていていた二人がベンチスタート。代わりにFW川西誠が今季初めてスタメンに名を連ね、フォーメーションも４－４－２と前節から大きくメンバーを変更して挑みます。

試合開始直後はF.C.大阪がボールを保持し、相手陣地に攻め入る場面を多く作るものの、シュートチャンスまでは至らず。中盤からディフェンスラインでの攻防が続きます。逆に20分を越えたころから相手の攻撃をやや受けるシーンが出できますが、ディフェンス陣が集中して相手の攻撃を抑えます。

34分、MF町田蘭次郎が中盤で相手ボールを奪い、FW川西誠へパスを送ると、川西がペナルティーエリア内までドリブルでボールを持ち込み、最後はパスを選択。パスが少しずれたものの、町田がシュート！しかしこれは相手GKのファインセーブに得点とはなりません。

しかし、この攻撃から再び流れを掴んだF.C.大阪は44分、中盤で粘り強くボールをキープしたFW木匠貴大から、FW川西誠、MF和田幸之佑とつなぎ、ドリブルで持ち込んだ和田からゴール前にクロスボールを送ります。このボールが川西の前に飛び込んだ相手ディフェンダーの足に当たり、そのままゴールに吸い込まれ先制点。オウンゴールで前半をリードして折り返します。

後半に入ってもF.C.大阪ペースで進みます。49分にはMF和田がフリーでヘディングシュートを放つも枠の外。51分には相手コーナーキックからのカウンターをFW川西が持ち込んで3対2の局面を作り出し、最後は後方から飛び込んできたMF町田がシュートを放ちますが、またしても枠を捉えきれません。さらに56分にはDF太田賢吾のクロスにMF和田が飛び込みますが、ヘディングシュートは枠の上を越えてしまいます。攻撃の形を作りながらも、決定力を欠くF.C.大阪は追加点を奪えません。

粘り強く相手の攻撃を抑えてきた74分、サイドからあげられたクロスボールに松江MF髙畑智也に決められ同点に追いつかれてしまいます。

なんとか勝ち越し、そして勝ち点３を得るべく、攻撃の圧を高めるものの、勝ち越し点を決めることができず、そのまま１－１の引き分けで試合終了。
F.C.大阪は前節と同じく、先制しながらも勝ち点３を手に入れることができず、順位を上昇させることができませんでした。