大阪第3のJリーグクラブ入りを目指すF.C.大阪は、ホームタウン東大阪市にある東大阪商工会議所にて、2022年の新シーズンをスタートしました。
F.C.大阪が掲げる今シーズンのスローガンは「歓喜雀躍(かんきじゃくやく)」。
【躍り上がらんばかりに、非常に喜ぶこと】を意味する四字熟語で、クラブに関わる全ての人を喜ばせいたい、そのために強くなり、勝利することを目指すとしました。
新体制発表会の冒頭で壇上に上がった近藤祐輔代表取締役社長は、選手たちに向けての挨拶で「なぜJリーグに上がらないといけないのか?」と問いかけ、「サッカークラブが地域に与える影響や、社会課題解決できることなど、みんなが思っている以上に人々に影響を与えることができる。しかしクラブのカテゴリーが上がらないと、クラブ・選手の影響力が強くならない。だからこそ、僕たちはJリーグに上がってファン・サポーター・ホームタウンの人々を喜ばせていきたい」と、ただJリーグ参入を目指すのではなく、サッカーを通じた社会貢献も選手の重要な役目であることを訴え、そして近藤社長は、その目標を果たすために、「今年は必ず、JFLを優勝して、J3昇格するという思いをずっと口に出してほしい。みんなの想いが強いほど勝てる試合が増える!」と、チーム一丸となってJ3昇格の思いを形にしていこうと呼びかけました。
F.C.大阪3シーズン目の指揮を執る塚原真也監督は、「本音で言うとめちゃくちゃワクワクしています!今まで一緒にやってきたメンバー、新加入のメンバーを組み合わせたら、僕たちが目指す昇格という所は絶対にできると思う」と、今シーズンを共に戦う選手たちを前に気持ちの高ぶりを見せていました。そして、今シーズンの戦い方について「点を取りに行く、攻撃のところにより特化して取り組んでいきたい」と、昨シーズンまでの守備の部分は構築できたとし、そこにF.C.大阪らしい点の取り方を落とし込んでいくと説明。「64得点以上、30失点以下」と具体的な数字を挙げて、優勝、J3昇格の目標を勝ち取るためのチームづくりを宣言しました。
新加入選手
今シーズンは12人の新加入選手が入り、全34人の選手体制でスタートすることとなります。
1 GK 永井建成 (前所属:FCティアモ枚方)
10 FW エフライン・リンタロウ(前所属:鈴鹿ポイントゲッターズ)※未合流
15 FW 今村優介(前所属:アスルクラロ沼津)※未合流
24 FW 伊能玲生(前所属:松江シティFC)
25 MF 西矢健人(前所属:明治大学)
26 DF 山崎舜介(前所属:日本大学)※未合流
27 DF 大桃海斗(前所属:AC長野パルセイロ)
29 GK キム・スハン(前所属:韓南大学校/韓国)※未合流
31 GK 笠原淳(前所属:MIOびわこ滋賀)
33 MF 髙橋大(前所属:東京国際大学)
34 GK 櫻庭立樹(前所属:筑波大学)
35 DF 谷口智紀(前所属:ガイナーレ鳥取)
今シーズンのJFL日程は3/13(日)に開幕し、最終節となる第30節が11月20日(日)。
第1節、第2節及びホーム開幕戦の日時と対戦カードについては1月14日に発表される予定です。
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