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   2018年6月9日放送
 

【パラアーチェリー】上山友裕 30歳 「リオから2年、東京まで2年」

<プロフィール>
☆三菱電機所属  
☆1987年8月28日生 30歳 
☆大阪府東大阪出身 身長180cm
☆パラアーチェリー 世界ランキング10位
☆パラアーチェリー リカーブ男子70m日本記録(652点)
☆好きなもの ディズニー映画(ライオンキングで必ず泣きます)
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大学卒業後から突然始まった原因不明の両足マヒ。
ところが、「この足になったから、日本代表になれた」と笑って話すスーパーポジティブ思考の上山友裕選手は、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで7位入賞を果たしました。

その上山選手が掲げたのは、「東京オリンピックでアーチェリー会場を満員にすること、そして金メダルを獲ること」

大きな夢を叶えるために、小さな目標を一つ一つクリアしていこうと努力する上山選手が参加したのじぎく杯アーチェリー競技大会。地方の小さな大会に出場した上山選手が掲げた課題とは?

あすリート4回目の登場となる上山選手の今に密着しました。



東大阪出身、車いすのアーチャー上山友裕(うえやまともひろ)選手はリオパラリンピックで7位入賞。
世界ランキング10位(2018年6月)の国内トップアーチャーです。
(アーチェリー界では選手をアーチャーと呼びます)

パラスポーツの選手は積極的に“知ってもらう”という活動に積極的です。
上山選手も2020年の東京パラリンピックを盛り上げるために、1人でも多くのファン獲得のため活動を続けています。

東京2020パラではスタンドを満員にしたい



上山選手:
金メダルを取るという目標はずっと変わらないんですけど、観客席を満員にしたいという思いがあります。


8年前から始まった原因不明の両足マヒは今も進行中。
リオパラリンピック以降は松葉づえから車いす中心の生活へと変わりました。



上山選手:
ずっと座ってしまっているんで、体幹が落ちてしまって、お腹周りの脂肪がすごく増えちゃったんですよね。


車いす生活で身体に様々な痛みが・・・・・

上山選手:
腰が・・よく痛めるんですよ。 僕、針怖いんですけど。僕、針嫌いで、めっちゃ怖いんですけど…

さらに弦を引く右手の指にも痛みを感じるようになりました。
上山選手は車いすに変わって生じたトラブルとも向き合いながら、練習に打ち込んでいます。

世界と戦うために


先月。上山選手が出場したのは、国内では数少ないトーナメント形式の大会。
1対1で勝ちあがるこの試合は、今月、イタリアで行われる国際大会と同じルール。
世界ランクアップを目指した予行演習として位置づけています。



順当に勝ち進んで迎えた決勝戦はストレート勝ちで優勝!



優勝したにもかかわらず、上山選手は納得いかない表情でした。


上山選手:
10点で終わりたかったですね。世界でこの点数を自分が打っていたら勝てるのか、勝てないのかって考えた時に、 優勝とかメダルには、まだ10点の数をどれだけ入れるかという勝負になっていくので


世界で戦うために! 上山選手は気合いを入れ直し、今週、イタリアで行われている世界大会に出場しています。
現地からビデオメッセージが届きました。

上山選手:
ボンジョルノ!アーチェリーの上山です。
パラアーチェリーのワールドランキングトーナメントでイタリアに来ています。今回成績を出して世界ランキングを一桁に乗せますので、皆さん応援をよろしくお願いいたします



東大阪から世界へ、パラアーチェリーのプリンス上山選手!
ひとつでも上をめざして、頑張って下さい!


【続報】
 イタリア大会で好成績をおさめた上山選手は現在(2018年7月)の世界ランクを8位に上げました。
https://worldarchery.org/athlete/14103/ueyama-tomohiro
https://worldarchery.org/world-ranking (PARA のランキングをご覧下さい)