5月6日黒鷲旗全日本選抜バレー女子決勝 東レアローズ 3−0 日立リヴァーレ

東レはこの春、下北沢成徳高校(東京)を卒業したばかりのルーキー石川真佑選手(18歳)がスタメン出場。
第1セット、日立は石川選手を徹底マーク。サーブで狙われ、高いブロックにも苦しめられます。
それでも徐々に本領を発揮した石川選手はブロックの間を抜くスパイクやサービスエースを決めるなど、勝負どころでチームに貢献。
東レはストレート勝ちで9年ぶり5度目の優勝を果たしました。
石川選手は事実上のデビュー戦となった今大会で、最優秀新人賞を獲得する大物ぶりを発揮した黄金ルーキーです。

決勝戦後に単独インタビューに応じてくれました。


Q, 黒鷲旗で社会人になって初タイトル

A,やっぱり、社会人になって最初の大会で日本一をとることができて嬉しいです。高校の時と違ってバレーの環境も変わったし、バレースタイルも変わったので、セッターとのコンビとかたくさん合わせてないっていうのもあったんですけど、その中で合わせて行かないといけないし、そういう中でコミュニケーション大事だと思ったし、チームが苦しい時に全然決められてなかったので、そこはこれから苦しい場面でも決めていかなきゃいけないなって思いました。

Q, 関西は初めて、印象は?

A, まだ来てすぐなのでまだそんなに・・・

Q,(下北沢成徳高校の先輩でチームメイトの)黒後さんとはどっか行ったりは?

A, まだないです。

Q, どこか行きたいところは?

A, えーなんだろう・・・なんかまだそんなよく分からないので、色んな所に行きたいなって思います。(笑)

Q, 日本代表に初選出されましたね

A, オリンピックに出て、メダル獲って活躍したいっていう気持ちもあるので、まだ世界で戦うっていう経験が少ないので、これから壁や苦しい場面もあると思うんですけど、そこで自分がメンタルもだし、プレーでも負けない技術、精神的な部分を頑張って強化していって、苦しい場面でもしっかり決めてチームとして必要な存在になって活躍していきたいなって思います。

石川真佑 プロフィール


2000年5月14日生まれ。愛知県出身。
5歳上の兄は男子日本代表のエース、石川祐希選手。
名門・下北沢成徳高(東京)では3年の時にインターハイ、国体を制し、今春、「とても雰囲気が良い」と東レに進みました。ポジションはウィングスパイカー。
身長は174センチとやや小柄ですが、兄譲りの身体能力の高さで強打を打ち抜く抜群のバレーセンスの持ち主。
2019年4月、全日本に初選出されました。


取材:青木芳人ディレクター

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