今月開催された全日本バレーボール高等学校選手権。見事に優勝を果たしたのは大阪の金蘭会高校。
レギュラーの多くが全日本ユースに選ばれるスター軍団にあって、大会中に急成長を遂げたのが1年生の宮部愛芽世選手です。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、3歳上の姉は元全日本の宮部藍梨選手という バレーボールエリート。
姉譲りの高い打点から放たれるスパイクで全国の強豪たちを粉砕しました。
圧倒的な力で日本一に輝いた金蘭会ですが、実は去年夏のインターハイで初戦敗退。
挫折から這い上がって掴んだ栄冠でした。
悔しさも喜びも味わった宮部選手、彼女が過ごした疾風怒濤のシーズンを追いました。