(写真左:FC大阪スターティングメンバー、写真左中:今季初ゴールを決めたFW横野、写真右中:加入後初出場で印象的なプレーを残したMF大山、写真右:一時同点となる得点を含むこの日2得点を決めたFW川西)
秋晴れながらも、非常に強い風が吹く中で行われたJFL第25節 鈴鹿ポイントゲッターズ 対 FC大阪の一戦。
2週間ぶりのリーグ戦となるFC大阪は、ここまで全試合スタメン出場していたDF附木雄也が先日のトレーニングで負傷し欠場。守備の要であるDF池永もケガで長期離脱中と、なかなかベストの布陣を組みことができない状況が続きます。その一方で、先日加入が発表されたMF大山武蔵が早速のベンチ入りとなりました。
流れを掴んだのはFC大阪。
立ち上がりの4分。FW川西誠が上げたボールにMF水野匠弥が合わせますが、このボールは相手GKがクリア。そのこぼれ球をFW横野純貴が右足で決めて早々に先制点します。
しかし13分、鈴鹿のMF佐藤和馬に同点とされると、さらに30分には、同じような流れからまたもや佐藤に決められ逆転を許してしまいます。
40分、FC大阪は水野が負傷すると、新加入のMF大山武蔵を投入。ファーストプレーでライン際のボールに追いつき、チャンスをメイクするなど、持ち味のスピードを生かしたプレーで存在感を見せます。
1-2のままで前半を折り返した、53分。FC大阪は大山がドリブルで相手選手を交わしながら持ち上がり、最後はMF前田悠斗のクロスから川西が頭で合わせて同点に追いつきます。しかし、そのわずか3分後に鈴鹿MF遠藤純輝に決められ、再びリードを許してしまいます。
負けられないFC大阪は61分、サイドでボールを受けた大山がドリブルで中央に切り込みPKを獲得しますが、この同点のチャンスにPKを決めきることが出来ず、直後のコーナーキックから鈴鹿に追加点を決められ、リードを広げられてしまいます。
諦めないFC大阪は67分、MF町田蘭次郎のロングボールを受けた川西がワンタッチで相手ディフェンダーを交わし、技ありのシュートを決めて再び1点差に詰め寄りますが、70分に鈴鹿に決められて万事休す。
新戦力の大山や、横野、川西といった攻撃陣が躍動し、3得点をもぎ取るも、ディフェンスに綻びが出てまさかの5失点。シーソーゲームの流れからチャンスを生かせずに敗れたFC大阪は、J3昇格圏外の5位で足踏みとなりました。
泣いても笑っても今季リーグ戦残り5試合。
順位表の上位で百年構想クラブではないチームが勝ち点を伸ばす中、昇格のためには何としても4位以内に入らなければなりません。
勝ち点3を積み上げるために、勝利にこだわる試合を期待しましょう!
次回のFC大阪ホームゲーム
2020年11月14日(土) 服部緑地陸上競技場
JFL第28節 FC大阪 vs 高知ユナイテッドSC
東大阪からJリーグ入りを目指すFC大阪に、スマホ片手に声援を送りましょう!
FC大阪に関するその他の記事はこちら!
LIVE配信
おすすめ記事
- 第523回 2024年11月23日放送
- 【アーチェリー】 パリ五輪代表 野田紗月(24=ミキハウス)
〜日本のエースアーチャーが見据える未来〜